仙北市議会 > 2014-11-28 >
11月28日-01号

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  1. 仙北市議会 2014-11-28
    11月28日-01号


    取得元: 仙北市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-02
    平成26年 12月 定例会                             仙北市告示第125号 平成26年第7回仙北市議会定例会を、平成26年11月28日仙北市役所田沢湖庁舎に招集する。 平成26年11月20日                           秋田県仙北市長 門脇光浩           平成26年第7回仙北市議会定例会会議録議事日程(第1号)                平成26年11月28日(金曜日)午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告    市政報告    教育行政報告    議会動静報告    監査報告第4 議案第89号 平成25年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定について第5 議案第109号 専決処分の承認について第6 議案第110号 仙北市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について第7 議案第111号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について第8 議案第112号 仙北市教育委員会教育長の給与及び旅費並びに勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例制定について第9 議案第113号 仙北市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について第10 議案第114号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について第11 議案第115号 仙北市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例制定について第12 議案第116号 仙北市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について第13 議案第117号 仙北市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例制定について第14 議案第118号 平成26年度仙北市一般会計補正予算(第7号)第15 議案第119号 平成26年度仙北市一般会計補正予算(第8号)第16 議案第120号 平成26年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第1号)第17 議案第121号 平成26年度仙北市下水道事業特別会計補正予算(第1号)第18 議案第122号 平成26年度仙北市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)第19 議案第123号 平成26年度仙北市浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)第20 議案第124号 平成26年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)第21 議案第125号 平成26年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第1号)第22 議案第126号 平成26年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第2号)第23 議案第127号 平成26年度仙北市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)第24 議案第128号 平成26年度仙北市病院事業会計補正予算(第2号)第25 議案第129号 平成26年度仙北市温泉事業会計補正予算(第2号)第26 議案第130号 土地の取得の一部を変更することについて第27 議案第131号 仙北市過疎地域自立促進計画の変更について第28 議案第132号 公の施設の指定管理者の指定について            (仙北市民バス 中川線・下延木割線)第29 議案第133号 公の施設の指定管理者の指定について            (仙北市民バス 向生保内線)第30 議案第134号 公の施設の指定管理者の指定について            (仙北市田沢湖デイサービスセンター)第31 議案第135号 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて第32         仙北市農業委員会委員の推薦について---------------------------------------出席議員(19名)      1番 佐藤大成君       2番 高橋 豪君      3番 熊谷一夫君       4番 門脇民夫君      5番 平岡裕子君       6番 田口寿宜君      7番 大石温基君       8番 阿部則比古君      9番 黒沢龍己君      10番 小田嶋 忠君     11番 荒木田俊一君     12番 安藤 武君     13番 小林幸悦君      14番 伊藤邦彦君     15番 真崎寿浩君      16番 八柳良太郎君     17番 高久昭二君      18番 稲田 修君     19番 青柳宗五郎君---------------------------------------欠席議員(0名)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長       門脇光浩君     副市長      倉橋典夫君  教育長      熊谷 徹君     病院事業管理者  宮川 信君  代表監査委員   戸澤正隆君     総務部長     藤村好正君  市民生活部長   雲雀秀人君     福祉保健部長   加藤隆政君  観光商工部長   佐藤 強君     農林部長     後藤裕文君  総合産業研究所長 高橋新子君     建設部長     武藤義彦君  会計管理者    新山敦晃君     教育部長     羽川茂幸君  企業局長     高橋 真君     医療局長     伊藤 寛君  総務部次長兼             総務部次長兼           運藤良克君              平岡有介君  総務課長               企画政策課長  総務部次長兼           冨岡 明君  財政課長---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長   田中宣男君     書記       三浦清人君  書記       藤岡 純君--------------------------------------- △開会及び開議の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) ただいまから平成26年11月20日付をもって招集の平成26年第7回仙北市議会定例会を開会をいたします。 開議の前に御報告を申し上げます。 去る11月22日午前10時8分ごろ、長野県の北部で地震が発生をいたしました。白馬村の最大震度6弱という規模にもかかわらず、奇跡的に犠牲者がゼロという日ごろからの助け合いがクローズアップされておるところであります。しかしながら、負傷者は44名、家屋全壊が47棟、いまだ151名の避難生活が余儀なくされております。被害に遭われた皆様に心からお見舞いを申し上げる次第です。 11月19日の前佐藤議長の総務大臣表彰を受賞されたことに伴う祝賀会にあたりまして、議員各位の御賛同と参加いただき、ありがとうございました。昨日、佐藤前議長から議長宛てに感謝のお礼がありましたので、議員各位に御報告をさせていただきたいと思います。ありがとうございました。 ただいま出席議員は19名で会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 広報及び報道関係者の撮影を許可いたします。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。                             (午前10時00分)---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、11番、荒木田俊一君、12番、安藤武君を指名いたします。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 議会運営委員長の報告を求めます。13番、小林幸悦君。 ◆13番(小林幸悦君) おはようございます。 平成26年第7回仙北市議会定例会にあたり、11月21日、仙北市役所、田沢湖庁舎第4・5会議室において議会運営委員会を開催いたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。 出席委員は7名全員でありました。職務出席として青柳議長、委員外議員として荒木田副議長、また、オブザーバーとして平岡議員、熊谷議員が出席しております。説明のための参与として、門脇市長、倉橋副市長、藤村総務部長運藤総務部次長兼総務課長、冨岡同次長兼財政課長が出席しております。書記には、議会事務局三浦参事、藤岡補佐を任命し、職務出席として田中議会事務局長が出席いたしました。 議会運営委員会では、本定例会の会期日程について協議をいたしました。 第7回定例会に当局より提案される案件は、専決処分関係1件、条例関係8件、予算関係12件、その他2件、指定管理者関係3件、人事関係1件の計27件であります。 これらの提出案件について市当局より概要説明を受け、慎重に協議した結果、本定例会の会期を本日から12月19日までの22日間と決定いたしました。 会期の日程については、お手元に配付のとおり、会期1日目となる本日、諸般の報告の後、閉会中の継続審査となっております議案第89号 平成25年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定についてを議題とし、予算常任委員長報告、討論、採決を行い、その後、本定例会に提案される議案上程、説明を行います。 なお、上程される議案のうち、当局より初日採決の依頼を受けた議案については、議案第109号、これは衆議院解散を受けた総選挙の執行経費としての専決処分、議案第110号から114号については、支給基準日が12月1日となる期末手当の条例改正のため、議案第118号については源泉所得税の徴収漏れに関するもので、大曲税務署に12月1日に納付するため、議案第135号については任期の関係によるものであります。これらの議案について、質疑の後、委員会付託を省略し、本日、採決までを行うことを確認しております。 なお、人事案件終了後に任期満了に伴う仙北市農業委員会委員の推薦を行う日程でありますが、議会推薦の農業委員会委員は4名で、推薦の方法については全会一致で議長による指名推薦とすることに決定しております。 会期2日目から10日までを休会とし、会期11日目と12日目の12月8日と12月9日の2日間を一般質問とし、8日は4人、9日は3人を予定しております。 会期13日目の12月10日は、議案に対する質疑及び委員会付託を行い、本会議終了後に予算常任委員会を開催し、議案第119号 平成26年度仙北市一般会計補正予算(第8号)に対する質疑を行い、その後に各常任委員会と構成を同じくする分科会を設置し、各分科会への分担を行います。 会期14日目から21日目までを休会としますが、休会中の12月11日と12日の2日間で総務文教、市民福祉、産業建設の各常任委員会及び予算常任委員会の各分科会審査を行います。 なお、分科会審査後の予算常任委員会については、議会改革推進協議会からの答申を受け、今までの一日を二日に分け、会期19日目の12月16日には、各分科会報告、報告に対する質疑、会派質疑までとし、会期21日目の12月18日に予算常任委員学を再開し、一般会計補正予算に対する討論、採決を行う日程とし、討論については通告制とすることに決定しております。 最終日の12月19日は、各常任委員会の委員長報告、委員長報告に対する質疑を行い、討論、採決を行う日程であります。 本定例会の会期は22日間で、うち、本会議5日、休会17日となります。休会のうち5日間は、各常任委員会となる日程であります。 なお、議会運営委員会冒頭議会改革推進協議会からの答申について座長より報告を受け、全会一致でお手元に配付の答申のとおりとすることに決定しております。 また、11月8日に市内3カ所で実施した議会報告会の概要については、一般質問や委員会審査等に生かすため、議員各位に配付することを確認しております。 以上、議事運営につきましては特段の御協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(青柳宗五郎君) お諮りをいたします。今期の定例会の会期は、ただいま議会運営委員長報告のとおり本日から12月19日までの22日間としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から12月19日までの22日間と決定いたしました。 なお、会期中の休会については、ただいま議会運営委員長報告のとおりにすることに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。よって、会期中の休会については、議会運営委員長報告のとおりとすることに決定いたしました。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第3、諸般の報告をいたします。 地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めた者は、門脇市長、倉橋副市長、熊谷教育長、宮川病院管理者戸澤代表監査委員藤村総務部長雲雀市民生活部長加藤福祉保健部長福祉事務所長佐藤観光商工部長、後藤農林部長、高橋新子総合産業研究所長、武藤建設部長、羽川教育部長新山会計管理者、伊藤医療局長兼医療連携政策監、高橋真企業局長、運藤総務部次長兼総務課長、平岡総務部次長企画政策課長冨岡総務部次長兼財政課長、加古総務部次長兼危機管理監であります。 なお、加古総務部次長兼危機管理監は、本日欠席であります。 以外につきましては、必要に応じ出席を求めることといたします。 会議の書記には、三浦、藤岡の2名を任命いたします。 職務のための出席は、田中議会事務局長であります。--------------------------------------- △市政報告 ○議長(青柳宗五郎君) 次に、市政報告に入ります。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) おはようございます。 平成26年第7回仙北市議会定例会の開会にあたり、主要事項について御報告を申し上げます。 初めに、衆議院の解散についてであります。 衆議院は先週21日の本会議で解散をし、臨時閣議で12月2日の公示、14日の投開票を決定しました。これを受け、仙北市は衆議院議員選挙及び最高裁判所裁判官国民審査に係る執行経費を21日に専決処分をし、今議会での承認をお願いしております。 なお、解散に伴い、仙北市が提案していた国家戦略特区の項目中「国有林野の民間貸付・使用の拡大」を含む関連法案は、残念ながら廃案となりました。が、戦略特区の構想全体の次期国会での成立を期待したいと思っております。 次に、庁舎整備基本構想についてであります。 10月27日から11月26日まで、市内10地区で住民説明会を開催しました。参加者は全部で124名で、会場によっては参加者の多少はありましたけれども、庁舎事案のみならず合併後の仙北市のさまざまな課題について、貴重な御意見や御提言をいただくよい機会となりました。 来年度には次期総合計画策定を予定しておりますが、庁舎整備の問題も含め、主要な行政課題や施策の方向性について早期に市民の皆様方から意見を伺い、計画に反映させる必要があることを今回の説明会を通じて強く認識をしました。 このため、来年度に予定していた市民アンケート調査を繰り上げて実施することとし、所要の経費を補正予算に計上しております。御審議をよろしくお願い申し上げたいと思います。 次に、廃棄物処理体制についてであります。 廃棄物処理については、大仙市と美郷町は大仙美郷環境事業組合、仙北市は単独で、ごみ・し尿処理施設及び最終処分場を運営しております。 しかしながら、人口減少、施設の老朽化、合併特例期間終了による財政事情など3市・町とも共通の課題を抱えていることから、今後の廃棄物処理体制について、大仙市、仙北市、美郷町、大仙美郷環境事業組合及び大曲仙北広域市町村圏組合において、広域化を視野に検討を始めることといたしました。 次に、平成26年秋の叙勲受章者についてであります。 元仙北市議会議員の澤田信男氏が地方自治功労で、元秋田県食品衛生協会副会長の仙北谷洋一氏が食品衛生功労で、それぞれ旭日双光章を、元協和中学校校長の草なぎ稔氏が教育功労で瑞宝双光章を、元大曲仙北広域消防本部通信指令課長の千葉正夫氏、元仙北市消防団団長の大石徹治氏が、それぞれ消防功労で瑞宝単光章を受章されました。この度の受章は、永年にわたる職務の精励や功績・功労が認められたものであります。市民の皆様と共に御労苦に感謝をし、心からお祝いを申し上げます。 次に、一般会計補正予算についてであります。 補正額は1億3,023万4,000円で、補正後の額は189億3,403万3,000円となります。主な事業は平成26年産米価下落緊急支援事業費補助金水稲種子購入緊急支援対策事業費補助金木質バイオマス施設管理運営費企業誘致対策事業費、教科書改訂に伴う指導書購入費、2015フリースタイルスキー秋田田沢湖モーグル競技会補助金等であります。 次に、平成27年度の財政見通しについて申し上げます。 衆議院の解散で、次期政権の財政運営に対する政策・柱立ては不透明な状況であります。アベノミクス効果は、地方小都市には、いまだに波及をしておりません。歳入面は、現状では固定資産税を中心とした市税の減収が続き、地方交付税は国の平成27年度概算要求段階で約8,400億円の減少、対前年度比マイナス5.0%であります。慢性的に自主財源の確保に苦労している中、消費税率引き上げ延期に伴う社会保障制度改革など、厳しい状況は続くものと思います。 一方、歳出面では、人件費及び公債費については一定の減少が見込まれますが、物件費の高どまりや社会保障関係経費の増大などは、間違いのないところと受けとめております。 総務省は、地方の安定的な財政運営に必要となる地方の一般財源総額について、平成26年度地方財政計画の水準を下回らないよう確保することや地方交付税は地方の極めて厳しい経済情勢と地方財政の現状を踏まえ、本来の役割である財政調整機能と財源保障機能が適切に発揮されるよう、総額を確保する基本的な考え方を示しております。 仙北市の平成27年度当初予算は、これらを踏まえての編成作業となります。さらに国や県の動向を注視し、社会経済情勢を的確に把握しながら、今後の10年間をしっかりと見据え、懸案課題の解決に向け、今から躊躇なく議論を喚起する覚悟で臨みたいと思います。 所得向上政策に引き続き取り組み、また、市税等の収納率の向上にも立ち向かい、現行の事務事業の見直しや大胆なアウトソーシングなど、「施策の選択と集中」で事業と財源の重点化を図りながら、徹底した効率的・効果的な財政運営を目指し、市民協働のまちづくりを進めたいと考えております。 次に、各部局等の主要事項並びに諸般の状況等を御報告申し上げます。 総務部であります。 所得税の不正還付に係る損害賠償請求訴訟についてであります。 平成25年7月4日に、原告3人から提訴された所得税の不正還付に係る損害賠償請求訴訟の判決が、11月21日秋田地方裁判所で言い渡されました。判決内容は「原告の請求を棄却する」というものでありました。仙北市の主張が認められたことに安堵をしましたけれども、一連の事案では多くの皆様に御迷惑をおかけしたことも事実であります。今後とも綱紀粛正に最大の努力を傾注いたします。 後期高齢者医療保険料の課税誤りについてであります。 この度、後期高齢者医療保険料賦課のための所得情報の抽出を委託している業者からの指摘で、後期高齢者医療保険料の課税情報について、一部の方の所得が賦課事務を行っている秋田県後期高齢者医療広域連合に送信をされていない事案が判明しました。 対象は平成25年度分で、保険料が増額となる方は7人で金額は22万9,000円、還付となる方は1人で金額は3万3,800円であります。これは、保険料賦課のために広域連合へ送信する所得情報を判別するシステムの設定に誤りがあったことが原因であります。 対象となる方には深くおわびを申し上げますとともに、速やかに処理を行います。 また、システムの設定について、今後とも万全を期するよう確認を徹底いたします。 源泉所得税の徴収漏れについてであります。 他自治体において測量士、建築士、土地家屋調査士等の個人事業主への報酬料金の支払いに対する源泉所得税の源泉徴収漏れの事例があったことを受け、9月19日に大曲税務署から平成22年以降の支払いについての調査依頼がありました。 調査の結果、建築士1名と不動産鑑定士2名、計3名の個人事業主に対し、件数25件、委託料合計3,979万9,800円に対する源泉所得税661万7,626円を差し引いていないことが判明しました。原因は、支払科目の「委託料」を源泉徴収の必要がないものと誤認していたことによるものであります。 この度の補正予算で、源泉所得税分と不納付加算税、延滞税の補正を計上しております。市が源泉所得税分を大曲税務署へ納付をし、当該事業主には市へ返還をいただく旨、お願いをしております。徴収漏れで生じた不納付加算税と滞納税合計45万4,200円は市の負担となります。 なお、企業会計分は既決予算で対応することとしております。 今後このような事案の再発防止に向け、各課における適切な処理に努め、支出審査の強化を図ります。本当に申しわけございませんでした。 国立大学法人秋田大学と仙北市の連携協定についてであります。 11月26日、仙北市と秋田大学が「連携に関する協定」を締結しました。この協定は、それぞれの資源や機能等の活用を図りながら、幅広い分野で相互協力を進め、地域社会の発展に寄与することを目的としております。連携協力事項では「田沢湖再生に係る調査研究・教育活動に関すること」、「教育・文化・芸術の振興に関すること」を軸に、まさに多様な連携協力を行うこととしております。 当日は、協定締結式に引き続き、秋田大学ニューブラスアンサンブルの記念演奏、秋田大学国際資源学部の石山大三教授による記念講演も行われました。市議会の皆様にも多数御参加をいただきました。改めて感謝を申し上げます。ありがとうございます。 消防団への無償貸付車両の配備についてであります。 11月27日、消防庁から救助資機材搭載型小型ポンプ積載車1台を仙北市へ納車いただきました。小型ポンプを初めとする消防用品のほか、エンジンカッター及びAEDなど救助資機材を搭載した車両で、救助活動の装備が充実しています。 同車両は、第3分団(生保内地区)への配置が決定をしております。なお、分団への引き渡しは29日を予定しております。 火災についてであります。 11月26日午後7時30分ごろ、西木町小山田字川前平地内で火災が発生をしました。出火原因は、無人状態であった事務所のコンセントからの配線がショートしたものと推定をされておりますけれども、警備会社の火災報知器が感知したことにより、いち早い対応ができたため、部分焼であります2.0平方メートルで抑えることができました。 きのこ採り遭難事案についてであります。 10月23日8時49分ごろ、大館市の男女2人が前日の22日に玉川柳沢へ、きのこ採りに入ったまま帰宅していないと家族から仙北警察署へ通報がありました。 同日の午後から市・警察・消防・防災航空隊で捜索を行い、女性は捜索開始の23日14時48分ごろ、防災ヘリが発見をしました。その後、衰弱をしていたため角館総合病院へ搬送をしております。男性は3日間の懸命な捜索にもかかわらず、残念ながら依然行方がわかっておりません。 認知症等徘徊者の捜索対応についてであります。 11月22日、市内にお住まいの認知症高齢者が家を出たまま戻らないとの通報があり、仙北警察署と連携をしながら捜索活動を行いました。この際、市民の皆様から情報を提供いただきたいと、行方不明者の家族から承諾を得た上で身体の特徴や服装について、防災行政無線や安心・安全メールで発信をしました。その後、この方は無事に発見されたことから、発見情報についても防災行政無線や安心・安全メールで発信をしました。 徘徊などで行方不明となる方は全国的にも増加をしております。仙北市でも、この春から福祉部門を中心に捜索体制の強化に向け検討を行っていました。今回の対応で有効と思われる対策も見えたことから、早期の体制確立を急ぎたいと思います。 田沢湖高原パークゴルフ場の整備についてであります。 NPO法人田沢湖地域活性化協議会が中心となって進めている田沢湖高原パークゴルフ場の整備について、18ホールが完成をし、来春からプレーできる見込みであります。 同協議会では、全体で54ホールの整備を目指し準備を進めておりますけれども、土地の所有者である生保内財産区にも協力をお願いしたい旨の要請書が出されております。 生保内財産区管理会では、当該地が田沢湖を見渡せる一等地であり、市の考え方も確認の上、今後、管理会で支援のあり方について協議をすることにしております。 福祉保健部であります。 高齢者世帯等の除雪支援事業についてであります。 市内各地域の除雪支援事業については、昨年度まで交付金対象事業として各地域運営体に取り組んでいただきました。今年度は福祉保健部が新たに「仙北市高齢者世帯等除雪支援事業」を立ち上げ、非課税世帯への支援を実施することにしております。 この事業を活用したいと申請をされた皆様は、11月25日現在で145人、また、除雪を行う登録事業者数は14事業者となっております。 一方で、地域運営体連絡協議会や市民の皆様から、新事業の対象となる世帯以外でも除雪支援が必要な世帯が少なからずある実情を考慮する必要があるとの御指摘もいただいております。そこで、今年度については、新事業で対象とならない世帯等に対しても、地域運営体が除雪支援を行う場合は、提案型交付金の予算の範囲内で財源調整を図り対応したいと考え、現在、各地域運営体から意向を伺っているところであります。 なお、来年度以降については、本年度の取り組みや近隣自治体の動向をさらに研究をし、各地域運営体と協議の上、より適切な事業の構築を図りたいと思います。御理解を、どうかよろしくお願い申し上げます。 子ども・子育て支援新制度に関する説明会についてであります。 来年度から子ども・子育て支援新制度がスタートすることから、11月7日から19日まで、市内保育園、幼稚園の保護者を対象に8会場で説明会を開催しました。 新制度では、市立保育園、幼稚園の入園手続きや保育料算定の仕組みが変わりますが、参加された保護者からは、保育料の設定についての質問が多く出されました。 12月以降、来年度の入園申込案内を配布する予定であり、現在、保育料を検討中でありますけれども、現行の水準に基づいて、できるだけ保育料が高くならないように調整したいと考えています。 なお、説明会では、来年度から生保内保育園・幼稚園及び神代保育園・幼稚園が認定こども園に移行予定となっていることから、認定こども園に関する説明と、平成28年度からの法人化についての説明をあわせて行いました。法人化については、関係する職員及び臨時職員の方に対する説明も別途行い、設立から運営支援まで市が責任を持って関与する旨の説明で理解を求めているところであります。 観光商工部であります。 夏イチゴ栽培事業の経過についてであります。 株式会社ストロベリーファームが西木町西荒井地区で進めている夏イチゴ栽培パイロット事業用地については、同社との借地契約を2年間延長しました。 初年度の昨年の栽培状況は、イチゴの生育が想定したレベルに達しなかったため、今年度は栽培委託契約を解除して自社栽培とし、品種も「なつあかり」に絞り込んで行っております。 栽培技術については、先進地の青森県、また、夏イチゴを開発した国の機関などの助言を受けながら、一部の育苗についてはポット育苗も導入し、また、作付面積も半分にして実施しました。その結果、養液土耕栽培のイチゴは順調に生育をし、仙北市内はもとより、長野県軽井沢のレストラン等への食材として納入し好評を得ております。 来年は3棟のハウス全てで栽培に着手し、その実績の検証などを行い、次の事業計画を策定する予定と聞いております。 司食品工業株式会社の誘致活動についてであります。 会社側から要望のあった用地の追加取得については、地権者から内諾をいただくことができました。関連議案と造成に係る追加予算を提案しておりますので、御審議をよろしくお願い申し上げます。 なお、9月議会以降、会社側から商品の輸送に関すること、排水処理対策、また、土地の買い上げ等に関して相談を受けております。現在、秋田県とも連携をし、これら課題の解決に向けて調整を続けております。 輸送業務については、県内の複数企業に協力を仰いでいる状況であります。また、排水対策や土地の取得については、誘致企業の特典を最大活用する手法で、初期投資額を削減できる提案をしております。もとより、国の地方創生関連対策での支援を受けるには、司食品工業株式会社と仙北市の間で、一定の条件を確認し合う協定書等が必要と思われます。今後とも誘致に向け最大の努力を続けたいと思います。 第42回角館町樺細工伝統工芸展の開催についてであります。 10月19日から26日まで、角館樺細工伝承館を会場に「第42回角館町樺細工伝統工芸展」が開催されました。本年度は“動物”を出展テーマとし、伝統的工芸品の部に11作品、一般品の部に42作品の出展がありました。工芸展に先立って行われた審査では、16点の入賞作品が選出され、このうち伝統的工芸品の部の最高賞と位置づけている秋田県知事賞には、佐藤大さんの作品「茶筒『ゼブラ』」が輝いております。 なお、本年度で3回目となる「SAKURAクラフトコンペ」が9月に実施され、その入賞作の試作品や応募デザインの展示も、同伝統工芸展で行われ話題となりました。 山の楽市の開催についてであります。 11月13日から15日までの3日間、神奈川県横浜市の相模鉄道二俣川駅構内特設会場で、恒例の観光・物産展「山の楽市」を開催しました。 仙北市として10回目の開催に、今回は18事業者が出店をし、首都圏在住のふるさとサポーターの皆様の協力もいただきながら、新米のあきたこまちを初め、直送した秋の味覚の数々を販売いただき、開催期間中だけでも昨年を上回り、過去最高の1,400万円の売り上げとなりました。 秋田おばこの手踊りやナマハゲなどの登場もあって、横浜で観光と物産を大いにアピールできたと感じております。開催にあたり御協力をいただいた株式会社相模鉄道に、心から感謝を申し上げたいと思います。 農林部であります。 経営所得安定対策についてであります。 ことしの秋田県産水稲生育状況は「104」のやや良でしたが、地域によっては斑点米カメムシ類の被害があり、調製・出荷に苦労をされた生産者も多かったと感じております。 なお、経営所得安定対策に取り組んだ農家への米の直接支払交付金単価が、10アールあたり1万5,000円から7,500円と半減したことから、昨年比約2億1,540万円が減少となり、約1億9,800万円が本日に各経営体の口座に入金となる見込みであります。 また、産地交付金等転作にかかわる部分の水田活用の直接支払交付金約5億380万円は、今年中に支払われる見込みであります。 米価下落対策についてであります。 今年産米の概算支払金が大幅に下落したことから、市議会の御理解で、緊急の農家支援対策として市独自に60キログラムあたり200円の上乗せが決まっております。その後、開催した仙北市地域農業再生協議会で御審議をいただき、11月中に出荷される「あきたこまち」については年内支払いをすることで事務手続きを進めております。 また、「あきたこまち」以外の品種についても支援をするため、今議会で所要の予算を計上しております。 さらに農家支援の第2弾として、来年度産米の水稲種子の購入に対しても一定の助成を行いたいと考え、予算を計上しております。 秋田スギバイオエネルギーセンターについてであります。 秋田スギバイオエネルギーセンターの運営について、議会を初め市民の皆様には大変な御心配をおかけしております。7月の火災発生後、所要の手続きを行い、11月10日に秋田県町村会から保険金額、約2億9,500万円であります、の連絡をいただきました。 これより以前から、事業そのもののあり方については、国及び県と協議を重ねてきましたが、仮に事業を中止した場合であっても国庫補助金の返還は免除いただける状況が整いつつあります。起債の償還については、財務省や財務事務所に対し、できる限り市財政の急激な負担を避ける手法の指導を、また、バイオ施設本体の今後については、月島機械株式会社との協議を行っております。 全ての要件が確定した状況にはないものの、現状で事業を再開し継続する選択は、今後さらに多くの困難を生むだけで、市民の利とはならない、そう判断せざるを得ません。大変残念でありますが、本施設を閉鎖し廃止する方向で諸手続きを進めたいと思います。 なお、この判断に基づき、今議会に関連する必要予算を計上しておりますので、特段の御理解をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 角館高校と台湾の高校との交流についてであります。 昨年9月、台湾台北市にある国立師範大学附属高級中学、日本の高校にあたる学校であります、の生徒31人、教員2人が仙北市を訪れ、農家民宿の宿泊体験や角館高校での交流会を行いました。この交流プログラムが好評で、ことし8月、秋田県の訪台団に参加し、台湾を訪問した際、政府関係者から同校と角館高校の姉妹校提携について提案をいただきました。10月には副市長が附属高級中学を訪問し、校長先生と両校の交流について、さらに協議を深めております。 こうした経緯を踏まえ、来年度の市制施行10周年事業、または角館高校のリニューアル校舎完成の記念事業の一環として、姉妹校提携ができるよう準備を進めております。 東南アジアからの学生受け入れの増加についてであります。 ことしに入り、東南アジアから日本を訪れた外国人が仙北市の農家民宿に宿泊して農山村体験を行う事例が増加しております。 最近では、10月10日から13日までの4日間、外務省主催の外国人招聘事業である「ジェネシス2.0」により、インドネシア人大学生99人が市内の農家民宿やホテルに宿泊をし、日本文化の体験や地元農家との交流を行いました。 これ以外にもカンボジアやミャンマー、タイ、東ティモール等のアセアン諸国等から多くの外国人が仙北市を訪れております。 ことしの市内農家民宿への外国人宿泊者数は、昨年度実績を大きく上回る500人以上となる見込みであります。 この情勢下、11月4日、秋田県は県内市町村や経済界、また、北都銀行と連携をして「秋田・タイ王国友好協会」を立ち上げました。仙北市も自治体会員として参加をしております。今後は、タイ王国からの誘客活動にも参加し、タイを足掛かりとして東南アジアからの観光客の獲得をさらに進めたいと考えております。 第3回農村で楽しむ仙北は(ハート)あーと展についてであります。 11月8日から9日にかけて、仙北市農山村体験推進協議会が主催をする「第3回農村で楽しむ仙北は(ハート)あーと展」が開催をされました。 今回で3回目を迎えるこのイベントは、秋の農山村地域の恒例企画で、県内外の工芸作家などが農家民宿をギャラリーとして自慢の作品を展示販売をしております。ことしは8軒の農家民宿が参加をし、2日間で昨年を上回る550人に来場いただきました。 「仙北は(ハート)あーと展」は、普段なかなか訪れることのできない農家民宿を見学していただく一般開放日としても、非常に効果的な事業と受けとめております。 薬草産地化推進事業についてであります。 株式会社ツムラとの御縁をいただき、仙北市薬草生産組合が取り組んでいる薬草の産地化事業は、出荷に向けて、春に作付けをしたビャクシの収穫、また、乾燥調製作業などが行われております。ビャクシは手探りの中での栽培に加え、夏場の日照障害などで収穫できた生産者は全体の3割という結果でありました。しかし、乾燥後の生産出荷量は350キログラムが見込まれ、初年度としては上々との評価であります。 ツムラ側から6年後の栽培計画面積を60ヘクタール程度まで拡大する案が提示されております。産地化が順調に進んだ場合、第2加工施設等の整備が必要となることが想定されることから、田沢湖活性化センターを薬草加工施設として活用できないか、また、ビャクシ以外の生薬原料植物をLED照明で栽培実験する拠点として旧上桧木内小学校を活用できないか、その他、市内の数施設もあわせ、さらに産地化を進め農業所得を確保する手法について、ツムラに提案することになりました。プレゼンテーションは12月5日、東京の同社本社で行う予定であります。 建設部であります。 大曲鷹巣道路フォーラム開催についてであります。 10月30日、「地域高規格道路大曲・鷹巣道路整備促進フォーラム」を同盟会主催で開催しました。 商工会、観光連盟、草峠地区期成同盟会、秋田県、同盟会会員の皆様に出席をいただき、基調講演や意見発表などで早期の整備着手を働きかけていくことを確認し合いました。同フォーラムを踏まえ、11月25日には東北地方整備局へ要望活動を実施しました。12月1日には国土交通省、財務省などへの要望活動を予定しております。 田沢湖浄化センター再構築事業についてであります。 平成24年度に議会の議決をいただき、日本下水道事業団との基本協定により事業実施をしてきましたけれども、最終年度を迎え、事業精算に伴う減額の協定変更が必要になることから、本定例会最終日に追加議案を提案する予定となっております。 この点について少し申し上げたいと思いますけれども、日本下水道事業団と今週の25日に、やっと精算に係る事業費の調整の会議が整ったという状況でありまして、先週21日の議会運営委員会、会派代表者会議でのお話をすることができない状況となっておりました。25日に一定のめどがついたということで、大変恐縮な提案の方法でありますけれども、最終日に追加提案をさせていただきたいと思っております。喫緊の議会での御審議が必要との判断であります。減額の追加提案であります。 企業局であります。 温泉対策についてであります。 仙北市の温泉事業は、仙北市のみならず秋田県観光にとっても最重要に位置づけることができる取り組みと自負をしております。このような考えから、乳頭地区のモニタリング調査事業は、現在の各温泉の状態を把握しながら、市が予定をする掘削行為で影響が出ないかどうか、比較するために取り組んでいるものであります。モニタリング調査事業が終了後には、カラ吹2号源泉の代替井、修復井であります、を掘削し、現2号源泉を廃止する一方で、休暇村乳頭温泉郷や秋田大学保養所へ供給に利用したいと考えております。 現在、源泉確保のための手法として湯量の豊富な水沢温泉を活用できないか、同時に乳頭地区以外への新たな温泉掘削についても検討していることは、これまでも度々申し上げてきました。しかしながら、カラ吹2号源泉の減退を考えると、残された時間は、それほど多くはないと思っております。 水沢温泉の活用については、塚本總業株式会社と協議に入っております。この手法では、確実に温泉が確保でき、安定的な供給が可能となります。反面、デメリットと申しますか、温泉購入が温泉事業自体の経営を圧迫しかねないということがあります。急ぎながらも慎重な姿勢で、議会の皆様からも御指導をいただきたいと考えております。その上で、できれば今年度中に方向づけを得たいと考えております。 塚本總業株式会社との協議にもよりますけれども、さらに別の既存温泉の活用や新たな温泉掘削を実施する手法、先ほどお話したとおりであります。新たな掘削については、これまでのデータの分析では、国立公園内の赤倉沢周辺を有望視しております。もちろん掘削位置選定の探査は必要となります。 さて、これまでは温泉事業の現状を温泉利用者の皆様と共有する仕組みがありませんでした。さまざまな苦情なども共通した事案が多いこと、また、温泉事業が抱える課題を含め温泉の適正な利用について意見交換をしたいという思いから、温泉利用者の方々を中心に温泉利用連絡協議会を設立することといたしました。12月17日に設立会議を持ち、今後は年2回程度開催をしたいと考えております。議員の皆様の御理解と御協力を、よろしくお願い申し上げます。 病院事業であります。 市立角館総合病院改築事業についてであります。 建築工事の入札については、9月の入札参加業者の辞退により入札会が中止となりました。その後、入札会が不調となった原因分析を、設計会社を初め多くの関係機関と進めてきました。その結果、入札不調の原因は、実施設計終了時の見込みを大幅に上回る労務費及び材料費等の高騰で工事見積額が上昇していることに起因することが明らかとなりました。何とか現計予算内で事業を推進したいと考え、実施設計をさらに絞り込む事業費の圧縮を指示しました。 また、病院機能の規模縮小、診療科目の整理の検討も指示をしました。あわせて、新病院建築後の財務的観点から経常経費の見直し、歳出の抑制についても提案を求め、今日に至っております。 しかし、現構想自体、大曲厚生医療センターとの役割分担を見据えたものであること、また、秋田県の医療計画の中に位置づけられた中核病院としての機能の維持を掲げながらも、面積は施設基準を下回らないギリギリの部分で協議を重ね、開設許可をいただいた経緯があります。 これまで田沢湖病院、市内各診療所、民間各医院との連携で高次医療、救急医療など基幹的医療水準を維持しながら、不足している政策的医療、これは小児科であったり産科であったり精神科であったりいたします、の実現を目標に掲げ、角館病院の建設を進めてきましたが、仮に規模縮小を選択すれば、市民の皆様が安心して暮らせる地域医療を維持することが不可能になり、同時に広域で位置づけられた中核病院としての役割も放棄することになってしまいます。 市内で医療に携わる方々や同病院に医師を派遣いただく関係機関からも、現計画が立ちどまることが医療崩壊に直結するとの御意見もいただいております。これらのことから、工事費の増額及び事業期間の見直しを判断したものであります。もちろん経常経費の見直し、歳出の抑制については最大の努力を傾注いたします。新築の病院では管理コストの削減が可能となり、また、御指摘の多い患者対応については、効率的な院内設備の配置や動線整理で、限られた人員であっても患者サービスの向上がかなう側面も見逃せないと思っております。 以上の理由などにより、今定例会に継続費の増額及び事業期間の見直しに伴う仙北市病院事業会計補正予算を計上いたしました。有利な財源の確保が重要ですが、これは県や総務省との協議を責任を持って進めたいと思います。どうか特段の御理解をお願い申し上げたいと思います。 以上、主要事項並びに諸般の報告を申し上げましたが、本定例会に提案をしている案件は、専決処分の承認1件、条例関係8件、予算関係12件、その他2件、指定管理者関係3件、人事関係1件の計27件であります。 慎重審議の上、全議案について御可決を賜りますようお願いを申し上げ、市政報告といたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 市長の市政報告を終わります。 11時5分まで暫時休憩いたします。                             (午前10時53分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前11時05分)---------------------------------------教育行政報告 ○議長(青柳宗五郎君) 次に、教育委員会の教育行政報告に入ります。熊谷教育長。
    ◎教育長(熊谷徹君) おはようございます。 平成26年第7回仙北市議会定例会の開会にあたり、前回臨時会後の主な事項について、御報告をさせていただきます。 教育指導課であります。 文部科学大臣表彰「学校保健の部」受賞について。 中川小学校が、歯と口の健康づくりについて、家庭や医療機関と連携し、長年継続して取り組んできた実践が評価され、平成26年度文部科学大臣表彰を受賞いたしました。 11月6日に、石川県金沢市で開催された「第64回全国学校保健研究大会」の開会式で表彰されました。 仙北市教育研究大会について。 11月14日に、桧木内小・中学校を会場に、仙北市の教職員で組織している仙北市教育研究会が主催する第4回の研究大会を開催いたしました。 当日は、市内小・中学校の教職員190人が一堂に会し、公開授業のほか、全体会、分科会を行いました。全体会では、桧木内小・中学校のこれまでの取り組みなどが発表され、学力向上に向けた授業改善の具体的視点について提案がありました。 分科会では、授業や市の重点事項の一つである、ふるさと学習について、市内各校の実践を交えながら熱心な協議を行い、大きな成果を上げて終了いたしました。 中学校生徒の活躍について。 11月23日に、大阪市北区のクリスタルホールで開催された「第30回全日本ECC中学生英語暗誦大会全国大会」で、角館中学校の戸澤彩さんが2年生の部門で最優秀賞を受賞いたしました。 この大会は、英語のスピーチ力や暗唱力を競うもので、戸澤さんは、発音や抑揚、印象などの審査ポイントで最高点を獲得し、見事栄冠に輝きました。 公民館であります。 仙北市文化祭について。 仙北市文化祭が各地区で盛大に開催されました。今年度は国民文化祭の応援事業として位置づけ、10月18日と19日に角館交流センター、10月25日と26日に生保内市民体育館、11月3日に西木温泉クリオンと西木林業者等健康増進施設を会場に行われました。 実行委員会を初め芸能・文化団体等が一丸となり、日ごろ積み重ねてきた芸術文化活動の成果や作品の展示、芸能発表などが多数披露され、3地区で延べ1,600人ほどが地域交流を深めながら芸術文化に親しむことができました。 学習資料館・イベント交流館であります。 文化講演会について。 11月4日、樺細工伝承館で角館図書館後援会主催による文化講演会が行われました。今回は、地域雑誌「谷中・根津・千駄木」の編集人で、ノンフィクション作家の森まゆみ氏を講師にお迎えし、「青鞜の冒険--女が集まって雑誌を作るということ」と題した講演をしていただきました。 明治期に平塚らいてうを中心とした文芸誌「青鞜」と、それにかかわった女性たちについて、また、当時の女性を取り巻く社会環境について詳しくお話していただきました。 雑誌編集とともに、地域を意識した森さんの活動を知ることができ、聴講された約100人の方々からは、東京にも地域文化を大切にする人たちの活動があることがわかり、大変意義深かったとの声が聞かれました。 スポーツ振興課であります。 2015FISフリースタイルスキーワールドカップ秋田たざわ湖大会について。 FIS(国際スキー連盟)のコーディネーターによるインスペクション、現地調査・視察であります、が、田沢湖スキー場で行われ、ここはロケーションがよく、ワールドカップの会場の中でも美しい会場の一つになるだろうとのコメントをいただきました。 競技会場となる黒森山モーグルコースにおいては、コース中央部の立木伐採及びコース傾斜補正などの準備も終了しております。 また、ワールドカップの関連事業として、秋田県、秋田県スキー連盟、田沢湖高原リフト株式会社などが中心となり、「三浦雄一郎・猪谷千春「講演会」IN秋田実行委員会」、仮称であります、を組織し、プロスキーヤーの三浦雄一郎氏と冬季オリンピック銀メダリストの猪谷千春氏をお迎えして、講演をいただくことになりました。 講演会は、来年2月15日の秋田市に続き、翌16日に仙北市民会館で開催する予定です。市といたしても、両氏のこれまでの歩みを市内中学生や市民の方々に広く聴講していただきたいと考えております。 ほかにもワールドカップをよりよい大会にするため、プレ大会の実施や、選手、コーチ等を対象に、仙北市を紹介するツアーなど、ワールドカップの盛り上げに全力で取り組んでまいります。 スポーツ活動状況について。 去る9月28日に、神奈川県の川崎市体育館で開催された第9回全日本クラス別空手道選手権大会で、高校生重量級の部で角館町の田川颯君が、中学生重量級の部で弟の礼君が、兄弟揃って見事優勝いたしました。2人の今後の更なる活躍が期待されます。 文化財課であります。 仙北市史跡めぐりについて。 11月17日に「歴史とともに『仙北市』の史跡をめぐる」研修会を開催いたしました。今回は、西木町の「門屋城」と「古堀田城」に視点を当て、元秋田県教育庁文化財保護室長の大野憲司氏を講師に招き、この地域の史跡をめぐりながら歴史を理解することの大切さを学ぶ機会とすることができました。 当日は、17人の参加があり、講師の説明を受けながら現地を視察しました。その後、樺細工伝承館において、それぞれの城の歴史や敵に攻め込まれた際の防衛拠点としての内容等について詳しく紹介いただき、遠く鎌倉時代へと思いを馳せる意義深い研修となりました。 今後も、視点を変えながら、地域の特徴を生かした歴史関連の研修会等を計画してまいりたいと考えております。 角館町平福記念美術館であります。 館蔵品展1について。 11月9日から11月24日まで「館蔵品展1」を開催いたしました。平福記念美術館の所蔵作品と寄託されている作品の中から、百穂や穂庵の弟子である画家たちの屏風を主に展示いたしました。鑑賞資料として百穂の屏風下絵も展示しましたので、作品の制作過程もお楽しみいただけたと思います。 期間中の入館者は、253人となっております。 児童生徒県南美術展について。 12月6日から来年1月29日まで「児童生徒県南美術展」を開催いたします。 この美術展は、ことしで37回目を迎える県南で最も規模の大きい伝統のある美術展で、作品が展示された生徒とその御家族はもちろんのこと、関係者や来館された方々にも大変喜ばれております。 11月29日には、審査委員長を依頼した秋田大学名誉教授の佐々木良三氏を中心に審査会を開催し、入賞作品を決定いたします。子どもたちが一生懸命描いた力作を多数展示しておりますので、たくさんの皆様にごらんいただきたいと思います。 次に、国民文化祭推進室であります。 第29回国民文化祭・あきた2014について。 10月4日から11月3日まで開催されました「第29回国民文化祭・あきた2014」につきましては、市民の皆さんを初め関係者の方々の御協力に心から感謝申し上げます。 国民文化祭は、平成24年8月に第29回国民文化祭仙北市実行委員会を設立し、10の仙北市主催事業を決定いたしました。 本年度に入ってからは、「『ブンカ☆ステーション仙北市』から、地域を、東北を、日本を元気に!」と「とびっきりの笑顔で迎えよう!全国のお客様を!!」の二つのスローガンのもと、事業実施に向け、各事業企画委員会等で多岐にわたる検討を重ね本番を迎えました。 「民俗芸能の祭典」については、「青少年東北民俗芸能の祭典」が10月12日にわらび劇場で開催され、満席となるほどの大盛況でした。地元の番楽で幕が開き、東北6県の青少年10団体が、若々しく元気に芸能を披露し、東北の伝統芸能の底力を感じていただきました。 「飾山囃子と仙北地方のささら大競演会」は、10月26日に絶好の秋晴れの下、JR角館駅前の広場で、身動きが取れないほど大勢の観客の中で行われました。特に飾山囃子の競演最後の演目である踊り子140人による「秋田おばこ総踊り」や、ささら大競演会フィナーレの「ささらのなでわたり」は、観客を魅了するに十分で、民俗芸能のよさを堪能していただくことができました。 「秋田の文学について知ろう」は、10月26日に角館交流センターを会場に「調べ学習コンクール」表彰式と優秀作品の発表会がありました。応募作品は、個人、グループ合わせて294点で、参加児童・生徒478人の中から最優秀賞3点、優秀賞8点、団体特別賞2点を表彰し、最優秀賞と団体特別賞の作品発表を行いました。 表彰式に続く直木賞作家の西木正明氏と森絵都氏の対談による講演会や、期間中に行われた「秋田にゆかりの作家パネル展」も大好評でありました。 10月25日に市民会館で開催された「佐藤貞子~秋田おばこ物語~」も整理券が早々になくなるほどの人気で、昭和初期に全国を巡業し、「おばこ節」を全国に広めた「佐藤貞子」の一生を、女優の浅利香津代さんの朗読と、貞子の晩年の弟子である仙北市の高橋キヌ子社中の民謡や手踊りとの共演により、大迫力で描くことができました。 第2部は、北浦の芸能風土に光を当て、古くから伝わる歌い方や演奏のほか、バンド、サンバなど、現代風にアレンジした演目に挑戦しました。 フィナーレでは、全出演者に婦人会なども加わり、会場全体で生保内節の大合唱を行い、大きな感動の中で幕を閉じることができました。 「アートdeまちあるき」は、晩秋の角館町の中心市街地の蔵や商店など、まち全体をアートで満たし、市民や県内外の多くの皆様に楽しんでいただきました。この事業は、現代アートを中心とした「ネオ・クラシック!カクノダテ2014」、地元若手作家や中高生の作品と太田家の蔵での音楽会を中心とした「かくのだてまちなかミュージアム」、内町・外町のライトアップをした「光のいざないin角館」、女性市民ボランティアによるまちめぐり案内「アートde角館(まち)めぐり」の4つのイベントが開催されております。 開催期間は、10月17日から11月3日までの18日間で、市民の方々初め観光客の皆さんからも大変喜んでいただくことができました。 「江戸に花開いた秋田の文化」については、平福記念美術館で「秋田蘭画展」を、樺細工伝承館において「佐竹北家時代展」を開催いたしました。江戸に花開いた秋田の美術文化を、秋田蘭画や佐竹北家にまつわる諸資料を通して探る展覧会で、神戸市立博物館等の御協力により、盛大に開催することができました。 また、10月5日には、法政大学総長の田中優子氏、西洋近代美術史の第一人者である高階秀爾氏等の絵画研究者や佐竹知事による講演・シンポジウムを開催し、秋田蘭画が江戸絵画史の中で果たした役割や意義をさまざまな角度から検証し、郷土の偉人、小田野直武や佐竹義躬等の偉大な業績を再確認する絶好の機会となりました。 「田沢湖・角館短歌大会」では、全国から短歌作品を募集し、短歌愛好者相互の交流を図る全国短歌大会を開催いたしました。 10月11日に、角館の武家屋敷や田沢湖畔を散策する「歌碑めぐり」が行われ、翌12日は、市民会館を会場に、記念講演「歌の力」と題し、佐佐木幸綱氏(歌人・早稲田大学名誉教授)、俵万智氏(歌人)、平野啓子氏(語り部・元NHKキャスター)の3人による鼎談等が行われました。 作品は、国内のみならず海外からも応募があり、総数9,298首が寄せられ、日本歌人クラブ、現代歌人協会等の御協力により、詩情あふれるこの地域の風景や歌の世界を全国へ発信することができました。 「大正琴の祭典」は、全国から42団体、約1,500人の出演者の方々をお迎えし、市民会館で開催されました。 10月18日のオープニングでは、地元小学生が「ドンパン節」、「生保内節」を大正琴で奏で、これに手踊りが加わり華やかに幕を開けました。 19日は、県外の22団体がすばらしい演奏を繰り広げ、フィナーレでは、地元中学生の歌と県内の大正琴愛好家が合同で「秋田県民歌」、「今日の日はさようなら」を演奏し、感動のうちに幕を閉じました。 開催にあたり、公益社団法人大正琴協会の後援をいただき、秋田県大正琴連盟、仙北市ボランティア協会、高校生ボランティア、市職員等総出で運営を行いましたが、帰り際にたくさんの出演者の方々から「スタッフの方々の心遣いに本当に感謝しています。ありがとう。楽しかった。」との言葉をいただき、大変うれしく思いました。 「内陸線アート」は、秋田内陸線とその沿線に住む人々とのふれあいを通し、地域の魅力を発進することを目的に、地域資源を活用した地域博物館(エコミュージアム)をイメージしながら開催されました。 列車や駅舎等の「アートラッピング」、地域の素材を活用した「落ち葉アート」、グラフィックデザイナーと一緒につくり上げる「紙風船の制作体験」、「案山子アート」、駅間を結ぶ林道での「鉄道と渓流の写真撮影会」を開催し、参加者に大変喜んでいただきました。 「せんぼく『餅っこ三昧』」は、10月26日にかたくり館で開催され、300人を超す来場者で賑わいました。 予約制で実施した定員200人のバイキングは超満員となり、10時のオープニングから大勢が列をつくり、おつゆ餅、笹もち、あんこ餅など、約30種類の餅料理と地元のがっこを楽しんでいただきました。 郷土芸能披露では、田植踊りや稲穂太鼓など、稲作にちなんだ芸能が披露されました。 また、稲刈り後の田んぼに踊り子さんを招いての写真撮影も大人気でした。 「おもてなし事業」では、駅や事業会場・公共施設の「歓迎」ステッカー付きプランターによる花いっぱい運動や新幹線停車駅でのお出迎えとお見送り、酒や料理の振る舞いを実施しました。 3週連続で事業が開催された市民会館では、会館前にテント村を設置し、特産物を用いた飲食の提供やお土産の販売等を行いました。 このほか、11月3日開催の県のフィナーレイベントでの「角館祭りのやま行事」の曳山の運行と激突も、集まったたくさんの観客を大いに沸かせることができました。 なお、国民文化祭開催期間中における仙北市全体の入り込み数、純粋な会場への入場客数であります、は、約5万5,000人となっております。 期間中は、好天にも恵まれ、各事業が大盛況となりました。最も評価の高かったのは、学生などによるボランティア活動や各事業、案内窓口などでのスタッフ対応のよさでした。角館中学校3年生や角館高校生、各事業会場、駅前での総合案内など、ボランティアや企画委員、市役所職員等「緑色のスタッフジャンパーの人たち」の応対に高い評価をいただきました。 仙北市では10事業、イベント総数30を実施したわけですが、県民参加事業や2年前からの国民文化祭応援事業を合わせると、50を超す国民文化祭関連のイベントが市内で開催されたことになります。これらの事業を仙北市の文化として引き継ぎ、今後とも関係団体等と連携、協力しながら、「ブンカ☆ステーション仙北市」を発展させ、地域文化の保存継承と更なる全国への発信を目指して、職員一丸となって邁進してまいりたいと思います。 以上、教育行政に関する報告を申し上げましたが、本定例会に提案しております教育関係議案につきまして、慎重審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、教育行政報告とさせていただきます。 ○議長(青柳宗五郎君) 教育長の教育行政報告を終わります。 議会動静報告並びに監査報告については、別に配付のとおりであります。--------------------------------------- △議案第89号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第4、議案第89号 平成25年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。 予算常任委員長の報告を求めます。16番、八柳良太郎君。 ◆16番(八柳良太郎君) おはようございます。 それでは、私のほうから予算常任委員会の報告をさせていただきます。 9月16日の本会議におきまして、本常任委員会に付託され、9月26日に閉会中の継続審査とされました議案第89号 平成25年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定について、その審査の経過及び結果につきまして御報告をいたします。 御案内のとおり、本委員会の構成は、議長を除く全議員でありますので、要点のみ御報告をさせていただきます。 委員会は、9月16日、同月24日及び10月20日の3日間にわたり田沢湖庁舎第1会議室において開催をいたしました。 出席委員は、9月16日が16名で、黒沢委員、真崎委員が欠席、9月24日及び10月20日は18名全員の出席であります。 青柳議長には、3日間とも職務出席をいただきました。 説明のため出席を求めた参与は、門脇市長、倉橋副市長、熊谷教育長、戸澤代表監査委員藤村総務部長雲雀市民生活部長加藤福祉保健部長佐藤観光商工部長、後藤農林部長、高橋総合産業研究所長、武藤建設部長、新山会計管理者、伊藤医療局長、羽川教育部長、高橋企業局長、ほか関係職員であります。 会議の書記には、議会事務局の藤岡補佐、高階係長、堀川主任を任命し、職務のため田中事務局長が出席をいたしました。 9月16日には、議案質疑の後に総務文教、市民福祉、産業建設の各常任委員会を本委員会の各分科会として設置し、所属する款項ごとに分担して審査することに決定をいたしました。 9月24日には、より慎重な審査をするため、閉会中の継続審査申出を決定し、同月26日の本会議で議決されました。 閉会中の10月14日及び15日に各分科会の審査を行い、同月20日には本委員会を開催し、各分科会報告、同報告に対する質疑、会派質疑、討論及び採決を行いました。 よって、全審査日数は、各分科会の審査も含め延べ4日間であります。 それでは、審査においての意見や要望等を要約して報告をいたします。 初めに、総務文教分科会でありますが、次の2点に要約される意見等が報告されました。 1であります。市税の未収について。 県の地方税滞納整理機構とともに収納対策を実施し、一定の収納効果は上げている。今後、地方交付税が減少し、市財政はかなり厳しくなると危惧される。市税の不納欠損及び収入未済額が増加しないように、今後も自主財源の確保に向け、より一層の努力をしていただきたい。 次に、2点目であります。地域運営体について。 地域運営体は、「地域の活性化を担う中核となっていただきたい」ということでスタートしたが、今後の市財政を勘案した場合、未来永劫、交付金を措置することは厳しいと懸念される。今年度から一律500万円の交付金を見直し、地域の人口や面積に応じた制度に変更された。運営体としての収益が見込める場合は、その収益を原資とした運営体の自立も目指し、地域の活性化を図っていただきたい。 次に、市民福祉分科会の審査報告も2点に要約されます。 1点目であります。離職者等就労支援事業費補助金について。 就労意欲のある生活保護世帯の方をサポートするため、就労支援員を1名雇用している。平成25年度は63名の方を対象に就労支援を行い、そのうち12名が就労された。 2点目であります。敬老祝い金支給事業費について。 平成25年度は80歳が442名で、前年度比21名の増である。88歳は205名で、前年度比44名の増である。99歳は14名で、前年度比6名の増である。今後、その支給対象等の検討をすることにしている。 次に、産業建設分科会の審査報告での意見や要望について、次の4点に要約されます。 1点目であります。来年度の当初予算編成に向け、秋田スギバイオエネルギーセンターの結論を12月定例会までに決定をしていただきたい。 2点目であります。昨年度の種苗交換会において本市の受賞者が多かったことに着眼し、仙北市農業全体の発展に生かしていただきたい。 3点目であります。道路の除草にあたり、市内一斉の除草デーを設けてはどうか。 4点目であります。市民参加型インフラ維持整備事業において、より使いやすくなるよう機械等の経費についても検討いただきたい。 討論では、反対の立場から次に要約される討論がありました。 不認定の理由の要旨として、1、市の財源を確保するためには、市民が豊かになり、担税力を高めていくことが不可欠であり、市の政策が市民の生活向上につながらなければならない。しかし現実は、自主財源は伸びず、依存財源の地方交付税も減額されつつある。本決算では、監査委員が指摘するとおり、多額の不用額が生じ、計画的な予算執行とは言い難い。事業の進捗状況に応じて早期に見直しを図る努力が必要である。 ひび割れた道路が目立つ昨今では、市民の税金を有効に活用した適正な予算執行とは言えないのではないかという市民からの意見が多い。 2点目であります。一般廃棄物処理基本計画が策定されたが、市民には全く配付されていない。ただ単に策定してしまえば、それでよいという考え方になりがちな側面があるのではないか。このように、本市の日常業務がマンネリ化されているのではないか。 以上により不認定とするという討論であります。 討論の後、起立による採決の結果、議案第89号 平成25年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定については、起立多数により認定すべきものと決定をいたしました。 以上で、予算常任委員会の審査の経過と結果について報告を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 予算常任委員会は、議長を除く議員全員をもって構成する委員会ですので、質疑は省略をいたします。 これをもって予算常任委員長の報告を終わります。 これより討論を行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 日程第4、議案第89号 平成25年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。 採決は起立によって行います。 本案に対する委員長の報告は原案を認定するものであります。本案は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第109号~議案第114号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第5、議案第109号 専決処分の承認についてから日程第10、議案第114号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定についてまでの各案を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。藤村総務部長。 ◎総務部長(藤村好正君) おはようございます。 それでは、初めに議案第109号の提案理由を説明いたします。 議案綴りの4ページをお開きいただきたいと思います。 議案第109号 専決処分の承認について。 地方自治法第179条第1項の規定により、平成26年度仙北市一般会計補正予算(第6号)について専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。 専決処分書は別冊になっております。平成26年11月21日付けの一般会計補正予算書をお開きいただきたいと思います。 この専決処分は、市政報告でもございましたように、平成26年11月21日の衆議院解散に伴いまして12月14日投開票の執行が予定されております衆議院議員の総選挙の執行経費を補正計上するものでございます。ポスター掲示場等の早急な選挙執行準備のために専決処分させていただいたものでございます。 内容を御説明いたします。 1ページをごらんください。 専決処分第7号 平成26年度仙北市一般会計補正予算(第6号)は、次に定めるものでございます。 第1条歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ1,950万円を追加し、歳入歳出予算の総額を187億9,729万8,000円とするものでございます。 専決処分の日にちは、平成26年11月21日でございます。 事項別明細書により内容を説明いたします。 4ページをお開きください。 歳入でございますが、14款県支出金3項1目総務費委託金でございます。1,950万円でございます。 歳出でございます。2款4項7目衆議院議員選挙費1,950万円でございます。 主な内訳でございますけれども、投開票事務管理者等の報酬、それから期日前投票や投開票日当日の職員の時間外勤務手当、それからポスター掲示場等の設置・解体への委託料などでございます。 以上で議案第109号の説明を終わります。 次に、議案第110号の提案理由を御説明いたします。 議案綴りの5ページをお開きください。 議案第110号 仙北市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 初めに、今回の報酬改定に伴う議案の提出につきましては、本年10月17日に秋田県人事委員会から一般職の職員の給与等に関する報告及び勧告が出されました。この勧告では、官民の給与実態を調査比較した結果、本年12年に支給する勤勉手当を引き上げるべきとしております。この勧告内容を勘案しまして、市議会議員の期末手当を0.1カ月引き上げるという内容になっております。 改正条文は6ページでございます。次のページでございます。 第1条では、本年12月に支給する議会議員の期末手当の支給割合を「100分の142.5」から「100分の152.5」に0.1カ月分引き上げるものでございます。 第2条は、来年度以降の期末手当の支給割合の改正でございまして、6月に支給する分、これを「100分の137.5」から「100分の140」に、0.025カ月分引き上げ、12月に支給する分を「100分の152.5」から「100分の150」に0.025カ月分引き下げるものです。この結果、年間の支給割合、来年度以降の支給割合2.9カ月分は変更ございません。 次に、議案第111号でございます。 議案綴りでは7ページでございます。 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について、それから、9ページの議案第112号 仙北市教育委員会教育長の給与及び旅費並びに勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例制定について、それから、議案綴り11ページです。議案第113号 仙北市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定については、それぞれ市長、副市長、教育長、病院事業管理者の期末手当の支給割合について、議会議員と同様の改正を行う内容となっております。 なお、12月支給分の期末手当の基準日が12月1日となっておりますので、本議案につきましては本日中に審査し、採決までお願いしたいと思っております。 以上で議案第110号から議案第113号までの提案理由の説明を終わります。 次に、議案第114号の提案理由を説明します。 議案綴りの13ページをごらんいただきたいと思います。 議案第114号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 この条例に関しましても、先ほどのところで御説明しましたように、10月17日に秋田県人事委員会から一般職の職員の給与等に関する報告及び勧告が出されたもので、その勧告内容に準じて改正を行うものでございます。 条文につきましては14ページからでございますが、主な改正内容を御説明いたします。 初めに、通勤手当でございますが、自動車等を使用する職員の通勤手当の改正でございます。距離に応じまして5キロメートル以上10キロメートル未満で100円の増額、10キロメートル以上15キロメートル未満で600円の増額、15キロメートル以上20キロメートル未満で1,100円の増額等、段階的に引き上げまして、一番長いところで60キロメートル以上の場合は2万4,500円から3万1,600円というものに改正するものでございます。 この改正の適用は、平成27年1月1日から適用するものでございます。 次に、勤勉手当の改正でございます。 一般職の職員で再任用職員以外の職員の本年12月の支給割合を「100分の65」から「100分の80」に、0.15カ月分引き上げるものでございます。来年度以降は6月の支給割合を0.075カ月分引き上げ、12月の支給割合を0.075カ月引き下げ、年間の支給額に変更ないという内容でございます。 また、再任用職員の12月の支給割合を「100分の32.5」から「100分の42」、0.075カ月分引き上げるものでございます。こちらも同じように来年度以降、6月の支給割合を0.05カ月引き上げ、12月の支給割合を0.05カ月引き下げ、年間の支給額を変更するものではございません。 また、再任用職員の12月に支給する期末手当の支給割合を「100分の75」から「100分の77.5」に0.025カ月分引き上げるものでございます。 それと、特定任期付き職員、これは現在、仙北市には該当する職員はおりませんけれども、この特定任期付き職員の期末手当につきまして、本年12月の支給割合を「100分の150」から「100分の160」に0.1カ月分引き上げるものでございます。来年度以降は、6月分の支給割合を0.1カ月引き上げ、12月の支給割合を0.1カ月引き下げるものでございます。 なお、本年12月支給分の期末手当、勤勉手当の基準日が前の議案と同様に12月1日となっておりますので、本議案についても本日審査し、採決までお願いしたいと思います。 以上で提案理由の説明を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) これより質疑を行います。 議案第109号 専決処分の承認について、質疑ございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 議案第110号 仙北市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について、質疑ございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 議案第111号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について、質疑ございませんか。はい、17番。 ◆17番(高久昭二君) 今回、先ほど藤村総務部長から御説明いただいたとおり、秋田県の人事委員会の報告並びに勧告に基づく今回の改定でございまして、12月1日の期末勤勉手当の支給にあわせるために、きょう採決するわけでございますけれども、ちょっと二、三お尋ねしたいと思います。 県の人事委員会勧告は、当然そのために調査なさっておるはずですが、主に県内のどこの民間企業なり事業所等を調査なさっておるものでしょうか。新聞等では若干は掲載されていますが、詳しいことは私は知り得る立場にないので、そして、仙北市内の民間企業、業者等も調査の対象に含まれていたのかどうかをひとつ教えていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 藤村総務部長。 ◎総務部長(藤村好正君) それでは、お答えいたします。 先ほども御説明しましたように、秋田県人事委員会の勧告は、10月17日に出されております。 内容につきましては、先ほども述べたものでございますが、この調査でございますが、具体的に仙北市内の事業所が対象になっているかということでございますが、そこまでの公表はされておりません。 ○議長(青柳宗五郎君) 17番。 ◆17番(高久昭二君) 当然、県の人事委員会勧告に基づいて、また、調査・勧告に基づいて今回議案として提案するわけでございますので、個人企業名なり民間事業者の個人情報の問題もありますから、別にそれをどうのこうのいうのではなくて、一定割合、やはり例えば100社を対象にして調べたとか、または秋田市内であれば何社、大仙市であれば何社、仙北市であれば何社なり、そういう資料等は県の人事委員会から私は公表、または提出を求めるべきではなかったのかなと思うんですが、ただ県の人事委員会からこういう文書、通達が来たということをもって今回議案として提案されるものでしょうか、その点についてお尋ねします。 ○議長(青柳宗五郎君) 藤村総務部長。 ◎総務部長(藤村好正君) お答えいたします。 今回の秋田県の人事委員会の調査の対象となったものでございますけれども、企業の規模、従業員数50人以上である県内380の民間事業所のうち、階層別に無作為抽出をしました129事業所についての調査結果をもとにしているというところまででございまして、自治体別の数値等の部分についての公表はされていないということでございます。あくまでも階層別の無作為抽出ということでございます。 ○議長(青柳宗五郎君) 17番。 ◆17番(高久昭二君) 最後ですが、藤村総務部長にお尋ねしたいのですが、仙北市内はいろいろ業者、企業、大小問わずあるわけでございますけれども、やはりかなり民間企業に働く従業員の方々、社員の方々も厳しい労働条件並びに給与条件のもとで働かされて、働かされてというのは表現が悪いんですが、働いておるわけです。また今回、農業所得が大幅に落ち込む米価下落がある中でのことでございますので、確かに全県の市町村がこういうふうに上から県の人事委員会勧告に基づいて引き上げると思いますけれども、その辺は十分判断されて考慮なさったものでしょうか、その点だけお聞きします。 ○議長(青柳宗五郎君) 藤村総務部長。 ◎総務部長(藤村好正君) 考慮したというふうに考えております。 ○議長(青柳宗五郎君) 17番高久昭二君の質疑を終わります。 ほかにございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 議案第112号 仙北市教育委員会教育長の給与及び旅費並びに勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例制定について、質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 議案第113号 仙北市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について、質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 議案第114号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について、質疑ありませんか。17番。 ◆17番(高久昭二君) 先ほど藤村総務部長から御説明をいただきました今回の通勤手当、つまりマイカー、自動車による通勤の方々に5キロメートル以上10キロメートルまでは100円を増額するという提案でございますけれども、これらも恐らく県の人事委員会からの報告なり提案が示されておると思いますけれども、これに対象とならない、つまり臨時・パート職員ですね、仙北市の職員で、どのくらいおるものでしょうか。自動車通勤手当の支給を受けていない職員、または最近見ますとですね、期間雇用であってもハローワーク角館に求人雇用されているカードを見てもですね、通勤手当は「なし」というのが目立ちます、最近。どういうわけか。教育委員会でもありましたけれども、それらを出す出さないの基準はどこにあるものでしょうか、その点を明らかにしていただきたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 答弁、藤村総務部長。 ◎総務部長(藤村好正君) お答えいたします。 基本的に市の臨時職員につきましては、実際の通勤日数にあわせまして通勤手当相当分の額を支給しております。対象にならないというのは、通勤距離が短い部分については通勤手当の支給、それは一般職の職員も同様でございますけれども、という部分がございますけれども、基本的には臨時職員の方についても月額ということではなくて実際の通勤日数に応じた通勤費用といいますか通勤手当に相当する通勤費用の支給をしております。 ○議長(青柳宗五郎君) 17番。 ◆17番(高久昭二君) 今の藤村総務部長の答弁だと、正職員、非正規職員に問わず、全て通勤日数に応じて通勤手当を出しているというふうに理解してよろしいんでしょうか。つまり、具体的に言えば、1年間の契約に基づく、更新するかしないかは別にしても、そういう方にも全て通勤手当は支給されていると。すれば、最近出されている求人票等に基づくハローワーク角館に掲載されていますけれども、そういう方々にはどうして通勤手当は「なし」というふうになるものでしょうか、その点を具体的に、わかるように教えていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 藤村総務部長。 ◎総務部長(藤村好正君) お答えいたします。 臨時職員ですので、基本的には6カ月の雇用期間です。その方々にも支給しております。というのは、通勤手当という形の支給ではなくて、通勤費用の部分については、日額賃金の中に割り増しといいますか増額して支給するというふうにしておりますので、通勤手当という別枠の支給方法はしていないという部分というふうに御理解いただきたいと思います。 ○議長(青柳宗五郎君) 17番。 ◆17番(高久昭二君) 通勤手当というふうに、普通はですよ求人する場合、日額幾らで働いていただきたい、場合によっては月額幾ら、そして通勤手当があるかなしかというような求人票には必ずカードにあるわけですね、どこの企業であっても、求人企業に。普通はそういうふうに書くのが常識ではない、常識という表現は悪いけども、通例ではないですか。民間企業だってそうですよ。その辺は、もうちょっとはっきりわかるように、日額に含まれているとかと言ったってわからないわけでしょう、働いている方は。その辺はいかがですか。改める必要はないですか。 ○議長(青柳宗五郎君) 藤村総務部長。 ◎総務部長(藤村好正君) 雇用されている方にその額がわからないのではないかという御質問でございますけれども、雇用通知の中にその部分、通勤費用の部分が幾らと、本俸といいますか日額、時間給の場合もありますけれども、その部分が幾らというふうに明記しておりますので、雇用されている本人は理解しているものと考えております。 ○議長(青柳宗五郎君) 17番高久昭二君の質疑を終わります。 他にありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 お諮りをいたします。ただいま議題となっております議案第109号から議案第114号までの各案については、会議規則第39条3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 異議なしと認めます。よって、議案第109号から議案第114号までの各案は、委員会への付託を省略することに決定いたします。 13時まで昼食のため休憩をいたします。                             (午前11時58分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後1時00分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) これより討論を行います。 議案第109号 専決処分の承認について、討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 議案第110号 仙北市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について、討論ありませんか。17番。 ◆17番(高久昭二君) 今回、議案第110号 仙北市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について、私は反対の立場から一言討論させていただきます。 仙北市内の業者も非常に民間の方々も含め、景気低迷の中で、また、アベノミクスなども全く私ども縁もゆかりもないような時代の中での、また、農家の方々も大幅な米価下落による非常に苦しいことが、回っていけばあちこちから訴えられる現状でございます。 そうした中で、確かに人事委員会勧告に基づく議員報酬並びに特別職、一般職の方々の改正することは理解はできるものの一人ではございますけれども、今、時期的にこれをしなければ非常に我々の議会活動、政務調査等に不便を来すのか、または事欠くかということになれば、私はそれはまた別の問題だと思います。議員は与えられた職務を全うし、市民の立場でやるということを貫けば、市民の方々もおのずともうちょっと頑張っていただくために、これはやむを得ないというふうな理解は求められると思いますが、果たして今この時期に、果たしていかがなものでしょうか。そういうことをかんがみて、私は今回の議案第110号 仙北市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定については反対をいたします。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 17番高久昭二君の討論を終わります。 ほかにございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 議案第111号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について、討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 議案第112号 仙北市教育委員会教育長の給与及び旅費並びに勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例制定について、討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 議案第113号 仙北市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について、討論ございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 議案第114号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について、討論ありませんか。17番。 ◆17番(高久昭二君) 議案第114号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について、一言意見を述べさせていただき、この提案に賛成するものであります。 私は最近、この仙北市議会で催されました各地域ごとの市民との懇談会に桧木内地区に出席させていただき、市民の方々から非常に厳しい叱咤激励がございました。というのは、たまたまそういう場面に遭遇したのかもしれませんが、市役所に行っても職員は、どっちに行けばいいかと言っても、ただこういうふうに、ただ指差したりするだけで、それはお仕事が忙しくて、とても構っている暇がなかったのかもしれませんけれども、現場に居合わせていないのでわかりませんけれども、おたく方、議員としても常にどういうふうにやっているんだということを大変お叱りを受けました。非常に私自身も恥ずかしい思いしたわけでございます。 ともすれば、市職員の方々も市長は会社で言えば社長に当たるわけでございますので、を見ながらお仕事をするのか、市民の立場で常に公平な立場でお仕事をなさるのかということが、どこの市町村も問われて、これはやむを得ないことだと思います。そういうことをぜひ市長に強く述べていただくということをその場で言われたのは、一人二人の参加者ではございません。そういうことを私は今後、肝に銘じて、自分も他山の石として常に身を引き締めて市民のためにあるということを自覚しながら頑張ってまいりたいと思いますので、ということを意見を述べさせていただき、議案第114号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について賛成いたします。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 17番高久昭二君の討論を終わります。 他にございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 これより採決を行います。 日程第5、議案第109号 専決処分の承認についてを採決いたします。本案は原案のとおり承認することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。 日程第6、議案第110号 仙北市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。 採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第7、議案第111号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第8、議案第112号 仙北市教育委員会教育長の給与及び旅費並びに勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第9、議案第113号 仙北市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第10、議案第114号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第115号~議案第117号の上程、説明 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第11、議案第115号 仙北市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例制定についてから日程第13、議案第117号 仙北市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例制定についてまでの各案を一括して議題といたします。 それぞれ提案理由の説明を求めます。 議案第115号 仙北市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例制定について、加藤福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(加藤隆政君) 議案第115号について提案理由を御説明申し上げます。 議案綴りの16ページをお開き願います。 仙北市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものであります。 次の17ページをお開き願います。 内容につきましては、仙北市福祉事務所が所掌する事務に関しまして、仙北市福祉事務所設置条例第3条中で引用されている法律名のうち「母子及び寡婦福祉法」が「母子及び父子並びに寡婦福祉法」に改正されたことに伴うものでありまして、公布の日から施行するものであります。 以上、議案第115号の説明を終わります。よろしく御審議いただきますよう、お願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第116号 仙北市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について、雲雀市民生活部長。 ◎市民生活部長(雲雀秀人君) それでは、議案第116号につきまして、提案理由を御説明いたします。 議案綴りの18ページをお願いいたします。 議案第116号 仙北市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市国民健康保険条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 改正案につきましては、次のページの19ページをお開き願います。 まず、第4条第1項中「39万円」を「40万4,000円」に改め、同項ただし書き中「3万円」を「1万6,000円」に改めるものでございます。これは産科医療保証制度のために分娩期間の支払う掛け金が平成27年1月1日以降の分娩から現在の3万円が1万6,000円に引き下げられることに伴い、出産育児一時金の加算の基準額も1万6,000円に見直す一方、出産育児一時金本体支給額を現在の39万円から40万4,000円に引き上げることとし、出産育児一時金の総額を現在の42万円に維持するため、改正するものでございます。 次に、第6条第2項第3号中「又は出産」を削るという内容でございますが、これは平成26年第1回仙北市議会定例会において、仙北市基金条例の一部を改正したことにより、保険事業において出産のための資金貸し付けを削除するための改正であります。 この改正案は、11月20日の国民健康保険運営協議会へ諮問し、御承認いただいているところでございます。 なお、この条例は平成27年1月1日から施行するものでございます。 以上で提案説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第117号 仙北市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例制定についてを伊藤医療局長。 ◎医療局長(伊藤寛君) 議案綴りの20ページをごらんいただきたいと思います。 議案第117号の提案理由と内容について御説明申し上げます。 仙北市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 次のページ、21ページをごらんいただきたいと思います。 先ほど総務部長からも御説明がございましたけれども、議案第114号の仙北市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正の中で、再任用職員についての適用除外の改正に伴いまして、病院事業でも整合させるために改正をお願いするものでございます。 第25条中第8条を削るものでございます。 この今回改正します第25条は、再任用職員に支給しない手当の種類を規定してございます。 内容としましては、再任用職員には扶養手当、住居手当、単身赴任手当、管理職手当、寒冷地手当が適用除外となってございます。 第8条が単身赴任手当となっております。 この単身赴任手当を支給できるようにすることから、この再任用職員についての適用除外から第8条を削るものでございます。 附則では、この条例は平成27年4月1日から施行するものでございます。 以上で、議案第117号の説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。--------------------------------------- △議案第118号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第14、議案第118号 平成26年度仙北市一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。藤村総務部長。 ◎総務部長(藤村好正君) 議案第118号の提案理由を御説明いたします。 平成26年11月28日付けの一般会計補正予算書をお開きいただきたいと思います。薄いほうのものでございます。 1ページをごらんください。 議案第118号 平成26年度仙北市一般会計補正予算(第7号)は、次に定めるところによるものでございます。 第1条歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ650万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を188億379万9,000円とするものでございます。 この補正予算は、本年9月19日付けで大曲税務署から平成22年度以降の源泉所得税の事務について徴収漏れがないか自己点検するようにという依頼がありました。それに基づきまして一般会計、各特別会計、各企業会計の全会計を調査した結果、3名の個人事業主に25件の委託料の支払いについて源泉所得税の徴収漏れがあったことが判明しております。支払総額が3,979万9,800円で、本来源泉徴収すべき所得税の額は661万7,626円でございました。このうち企業会計分では4件、支払額で121万1,700円、源泉徴収すべき所得税額が11万6,762円でございました。 この調査結果を大曲税務署に報告し、その対応について大曲税務署管内の3自治体で協議した結果、12月1日に本来徴収すべきであった源泉所得税と延滞税を納付するという方向で協議を進めております。この一般会計補正予算は、企業会計分を除いた額を計上しております。 それでは、事項別明細書により補正内容を説明いたします。 4ページをお開きいただきたいと思います。 歳入でございます。 19款諸収入の説明欄、源泉所得税返還金に650万1,000円でございます。これは今回、12月1日に市が税務署に立て替え納付する源泉所得税について、当該個人事業主から納入いただくものということでございます。 次に、歳出でございます。 2款1項4目会計管理費の説明欄、一般会計総務費695万3,000円でございます。この内訳は、源泉徴収所得税額650万1,000円、それから不納付加算税30万2,000円、延滞税15万円となっております。延滞税につきましては、12月1日に納付するということを前提に試算した額となっております。 今回の事案は、所得税法の規定により、法人でない個人事業主の場合、源泉徴収を行う必要がありますが、支払額が委託料であり、源泉徴収が必要ないと誤認していたこと、また、個人事業主の名称から源泉徴収の必要がない法人と判断していたことなどが原因となっております。再発防止策としまして、財務会計システムの債権者登録情報の欄に源泉徴収対象者である旨の表記をすること、それから、源泉徴収事務のマニュアルを作成しまして、各事務担当者に制度の理解を徹底させるということで進めております。 また、先ほども御説明しましたように、12月1日の納付を予定して延滞税を試算しておりますので、この議案につきましても本日審査し、採決までお願いしたいと思っております。 以上で提案理由の説明を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) これより議案第118号の質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 お諮りをいたします。ただいま議題となっております議案第118号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 異議なしと認めます。よって、議案第118号は委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これより議案第118号の討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 日程第14、議案第118号 平成26年度仙北市一般会計補正予算(第7号)を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第119号~議案第134号の上程、説明 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第15、議案第119号 平成26年度仙北市一般会計補正予算(第8号)から日程第30、議案第134号 公の施設の指定管理者の指定についてまでの各案を一括して議題といたします。 それぞれ提案理由の説明を求めます。 議案第119号 平成26年度仙北市一般会計補正予算(第8号)及び議案第120号 平成26年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第1号)について、藤村総務部長。 ◎総務部長(藤村好正君) それでは、議案第119号の提案理由を御説明いたします。 一般会計補正予算11月28日付けの補正予算書綴りをごらんいただきたいと思います。 1ページをお開きください。 議案第119号 平成26年度仙北市一般会計補正予算(第8号)は、次に定めるところによるものでございます。 第1条歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ1億3,023万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を189億3,403万3,000円とするものでございます。 第2条、地方債の補正でございますが、7ページの第2表地方債補正をごらんください。 農林水産業施設現年災害補助復旧事業に限度額を30万円追加するものでございまして、歳出11款1項1目農業用施設災害復旧費に充当するものでございます。下段の変更でございます。自然災害防止事業の限度額を100万円増額しまして170万円とするものでございます。 また、道路橋りょう整備事業費の限度額を3,950万円減額しまして9,980万円とするものでございます。 次に、事項別明細書により主な補正内容を説明いたします。 10ページをごらんください。 歳入の12款使用料及び手数料の説明欄、歯科診療所診療収入1,339万6,000円の追加は、実績の見込みによるものでございます。 次に、13款1項1目民生費国庫負担金の説明欄、特別障害者手当等支給費負担金158万5,000円の追加は、特別障害者手当の受給者の増加によるものでございます。 同じく13款2項1目の総務費国庫補助金の説明欄、地域活性化・効果実感臨時交付金1億6,037万1,000円の追加は、交付額の内示に伴う補正でございまして、充当先としまして歳出4款4項2目の塵芥処理費に7,772万円、4款4項3目の環境保全センター費に4,315万1,000円、8款2項3目の道路新設改良費に3,950万円、それぞれ充当するものでございます。 次に、11ページ中段の14款2項1目総務費県負担金の説明欄、電源立地地域対策交付金463万3,000円は、交付額が確定したことによる追加でございます。 5目農林水産業費県補助金の説明欄、農地集積協力金事業費補助金2,050万円の減額は、同じく説明欄にございます機構集積協力金事業費補助金の2,200万円の追加との組み替えによる補正でございます。 同じく説明欄の中にあります規模拡大交付金事業1,060万円の減額は、事業の終了による減額でございます。 7目土木費県補助金の説明欄、局所がけ崩れ対策事業費補助金102万6,000円の追加は、西木町桧木内の吉田地区のがけ崩れ対策事業費への県補助でございます。 12ページの中段でございます。 15款2項1目不動産売払収入の説明欄、立木売払収入1,142万1,000円の追加は、官行造林の売り払いに伴うものでございます。場所は西木町上桧木内福田でございます。 17款2項1目財政調整基金繰入金5,300万円の減額でございますが、今回の補正に伴い、財政調整基金に積み戻すものでございます。 19款3項1目総務費貸付金元利収入の説明欄、地域総合整備資金貸付金元利収入3,412万円の追加は、社会福祉法人こまくさ苑とNPO法人、NPOののはなの繰り上げ償還による収入でございます。 13ページの下段、20款1項5目土木債の説明欄、道路橋りょう整備事業債3,950万円の減額は、先ほども御説明しました地域活性化・効果実感臨時交付金を充当することによる減額でございます。 次に、歳出の説明をいたします。 初めに、今回の補正では、職員給与費を補正しております。各項目にわたって補正しておりますけれども、27ページの給与費明細書をごらんいただきたいと思います。この27ページの上段、一般職の総括でございますが、給料が2,871万円の減額、職員手当が3,806万5,000円の追加、共済費が1,569万2,000円の減額で、給与費全体では663万7,000円の減額というふうになっております。これは昨年といいますか、ことしの当初予算と今年度の人件費の精算見込みによるものでございます。 次に、14ページにお戻りいただきたいと思います。 歳出の人件費以外の主な項目について御説明いたします。 1款1項1目議会費の説明欄、議会広報費29万5,000円の追加でございますが、これは議会のインターネット中継の録画閲覧を可能にするために必要となる経費でございます。 次に、2款1項5目財産管理費の説明欄、市有林管理費332万1,000円の追加は、歳入のほうで立木売払収入ございましたけれども、その部分の旧桧木内財産区の官行造林分収交付金でございます。 6目の企画費、説明欄の総合計画策定費298万5,000円は、次期総合計画の策定に活用するための市民アンケートの実施に要する費用でございます。 次に、15ページでございます。 下段、2款4項4目市議会議員選挙費1,176万8,000円の減額でございますが、これは本年4月に執行されました選挙費用の精算に伴う減額でございます。 次に、16ページの下段でございます。 3款1項1目社会福祉総務費の説明欄、温泉休養施設管理運営費156万2,000円の減額でございますが、これは電気料金等の見込みによる指定管理料の補正でございます。クリオンにかかわる部分でございます。 2目の障害者福祉費の説明欄、特別障害者手当等支給費211万4,000円の追加でございますが、これは歳入のほうでも御説明しましたように受給者の増加に伴うものでございます。 17ページ、下段でございます。 4款1項1目保健衛生総務費の説明欄、未熟児養育医療給付事業費130万9,000円の追加は、平成25年度の国庫負担金の確定に伴う返還金でございます。 次、18ページの上段でございます。 5目診療所費の説明欄、歯科診療所管理運営費331万3,000円の追加でございますが、これは歯科技巧等の委託料の増加でございまして、歳入のほうで診療報酬がふえた部分に見合うものでございます。 次に、4款4項2目の塵芥処理費の説明欄、塵芥処理費662万円の追加は、角館地区の最終処分場の計装機器の修繕料でございます。 次の3目環境保全センターの説明欄、ごみ処理場管理運営費757万5,000円の追加は、処理場の機器の修繕工事費と燃料費の実績見込みによる補正でございます。 6款1項1目農業委員会費の説明欄、機構集積支援事業費103万7,000円の追加は、農地台帳システムの改修費用でございます。 19ページの3目農業振興費の説明欄、機構集積協力推進事業費2,203万円の追加と農地集積協力金事業費補助金2,050万円の減額、これは歳入のほうでも述べましたように事業の変更に伴う組み替えの補正でございます。 同じく説明欄の規模拡大交付金事業費補助金1,060万円の減額は、歳入でも述べましたように事業の終了に伴うものでございます。 同じく説明欄、平成26年産米価下落緊急支援事業費補助金1,182万5,000円の追加は、前回の臨時会で認めていただきました支援策、あきたこまち限定でございましたけれども、これを全品目に拡充するということに伴うものでございます。 同じく説明欄でございます、水稲種子購入緊急支援対策事業費補助金1,225万8,000円の追加でございますが、これは来年度の営農支援対策として水稲種子の購入費の一部を助成するものでございます。 6款2項1目林業総務費の説明欄、木質バイオマス施設管理運営費2,096万6,000円の追加でございますが、これはバイオマスエネルギーセンターの休止に伴いまして電気料金の追加、これが2,029万1,000円、それから、キュービクルの改修工事費が374万8,000円、それとチップの購入費として予定しておりました中から火災以降使用しておりませんので271万4,000円を減額すると、それなどの経費のトータルでございます。 次、20ページでございます。 7款1項2目商工業振興費の説明欄、企業誘致対策事業費2,014万8,000円の追加は、追加取得します企業誘致用地の造成費用でございます。 21ページ、上段の8款2項2目道路維持費の説明欄、道路維持補修費520万7,000円の追加は、市道の舗装の修繕工事費と真崎地下道の電気設備の補修経費でございます。 次に、8款3項2目河川維持費の説明欄、河川維持補修費107万6,000円の追加は、角館町八割の内沢川の堆積土砂の除去に要する費用でございます。 3目河川改良費の説明欄、局所がけ崩れ対策事業費205万2,000円の追加は、歳入のほうでも述べましたように、西木町桧木内の吉田地区のがけ崩れ対策工事費でございます。 22ページ、上段、9款1項5目災害対策費の説明欄、危険空き家対策費100万円の追加は、老朽危険空き家の解体費2棟分の助成費用でございます。 10款2項1目学校管理費の説明欄、一般管理費117万3,000円の追加は、暖房機器等の購入費用でございます。 同じく2目の教育振興費の説明欄、一般教育振興総務費819万7,000円の追加は、教科書の改定に伴います教師用の指導書の購入費用でございます。 同じく説明欄、冬期スクールバス運行費442万8,000円の追加は、貸し切りバスの料金制度が改正されたことに伴う補正でございます。 24ページです。下段の10款6項1目保健体育総務費の説明欄、三浦雄一郎・猪谷千春講演会補助金50万円の追加、これはワールドカップモーグル大会時に開催するお二人の講演会への補助金でございます。 同じく説明欄、2015フリースタイルスキー秋田・田沢湖モーグル競技会補助金50万円でございますが、これは来年2月に国内予選も兼ねたプレ大会の開催に要する費用を補助するものでございます。 25ページ、上段、11款1項1目農業用施設災害復旧費の説明欄、農業用施設災害復旧事業費250万円の追加は、市単独の事業で本年8月の豪雨災害、被災箇所12カ所への復旧費用でございます。 同じく説明欄、現年補助対象復旧事業債230万円の追加は、国庫補助対象となる災害復旧事業の費用でございます。 それから、12款1項1目の説明欄、市債償還元金3,412万円の追加は、歳入のほうでも述べましたけれども、地域総合整備資金貸付金の繰上償還に伴うものでございます。 以上で、提案理由の説明を終わります。 次に、議案第120号の提案理由を説明いたします。 特別会計補正予算書をお開き願いたいと思います。 1ページでございます。 議案第120号 平成26年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものです。 第1条歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ1,393万を減額し、歳入歳出予算の総額を42億6,297万円とするものでございます。 内容につきましては、事項別明細書により説明いたします。 4ページをお開きください。 集中管理特別会計は、歳入歳出とも同じようになっておりまして、支出見込みに伴う職員給与費が1,429万8,000円の減額、電話料等の通信運搬費が36万8,000円の追加というふうになっております。 以上で、提案理由の説明を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第121号 平成26年度仙北市下水道事業特別会計補正予算(第1号)から議案第123号 平成26年度仙北市浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)について、武藤建設部長。 ◎建設部長(武藤義彦君) 議案第121号の提案理由を御説明申し上げます。 特別会計補正予算書の13ページをお開き願います。 平成26年度仙北市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、御説明申し上げます。 歳入歳出予算の補正、第1条歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ21万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億2,891万3,000円とするものでございます。 それでは、主なものを事項別明細書で説明いたします。 16ページをお開きください。 初めに、歳入について御説明いたします。 6款1項1目繰越金につきましては、前年度からの繰越金14万2,000円を増額するものでございます。 次に、歳出について御説明いたします。 1款1項2目浄化センター費103万3,000円の増額は、人件費の確定によるものでございます。 続いて、23ページをお開き願います。 議案第122号 平成26年度仙北市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、御説明申し上げます。 歳入歳出予算の補正、第1条歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ200万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億5,250万円とするものでございます。 主なものを事項別明細書で説明いたします。 26ページをお開き願います。 歳入について説明いたします。 3款1項1目集落排水事業費県補助金については、200万円を減額し、1,400万円とするものでございます。これは事業費の確定により、減額するものでございます。 次に、歳出について説明いたします。 1款1項1目一般管理費163万1,000円の減額は、人件費によるものが主なものでございます。 1款1項2目農業集落排水施設管理費235万9,000円の増額は、電気料の値上げに伴うものが主なものでございます。 2款1項1目事業費272万8,000円の減額は、事業費の確定によるものでございます。 続きまして、33ページをお開き願います。 議案第123号 平成26年度仙北市浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)について、御説明申し上げます。 歳入歳出予算の補正、第1条歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ958万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億2,141万4,000円とするものでございます。 主なものを事項別明細書で説明いたします。 36ページをお開き願います。 歳入について説明いたします。 4款1項1目一般会計繰入金963万6,000円を減額し、4,171万7,000円とするものでございます。これは人件費が減額になるため、一般会計からの繰入金を減額するものでございます。 次に、歳出について説明いたします。 1款1項1目一般管理費1,018万6,000円の減額は、人件費の減額によるものでございます。 以上、議案第121号、議案第122号、議案第123号の提案理由の説明を終わります。よろしく御審議いただきますよう、お願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第124号 平成26年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、雲雀市民生活部長。 ◎市民生活部長(雲雀秀人君) それでは、議案第124号 平成26年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、御説明いたします。 43ページをお願いいたします。 平成26年度仙北市の国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 第1条事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,098万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ36億1,875万円とするものです。 2項田沢診療施設勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ13万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,973万8,000円とするものです。 3項神代診療施設勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ62万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億697万1,000円とするものでございます。 補正内容の主なものにつきましては、事項別明細書により御説明いたしますので、47ページをお願いいたします。 この補正の大きな要因は、歳出の保険給付で上半期の診療給付費等の増加によるものです。前年度同期に比べ、一般被保険者の療養給付費が7.3%、高額療養費が10.8%増と大きく増加し、給付費全体で6.9%の伸びとなっております。 補正額の合計欄で説明いたします。これによりまして歳入で3款1項国庫負担金1,944万9,000円の増、同じく2項の国庫補助金498万2,000円の増、6款1項県負担金173万3,000円の増、同じく2項の県補助金498万2,000円の増、これは療養給付費等負担金見込み額の変更に伴う補正でございます。 続きまして、7款共同事業交付金につきましても、上半期実績の確定に伴う高額医療費共同事業交付金見込み額及び保険財政共同安定化事業交付金見込み額の変更に伴い752万7,000円を増額補正するものでございます。 続いて、歳出でございます。 49ページをお願いいたします。 これは2款1項療養諸費3,838万8,000円の増、同じく2項高額療養費の1,706万3,000円の増、7款共同事業拠出金102万7,000円の減額につきましては、上半期実績の確定に伴う療養給付費見込み額及び高額療養費見込み額の変更に伴う補正でございます。 次の50ページをお願いいたします。 12款予備費の1,343万7,000円の減額ですが、これは歳入歳出の補正額の差額を調整するための補正でございます。 以上が、事業勘定の主な内容でございます。 続きまして、53ページをお願いいたします。 田沢診療施設勘定でございます。 補正額欄で御説明いたしますけれども、歳入では1款1項外来収入を上半期実績により58万5,000円の減、4款1項1目繰越金につきましては前年度繰越金の確定に伴い66万6,000円の増額補正をしてございます。 次に、54ページをお願いいたします。 歳出でございます。 1款1項、説明欄、これは一般管理費の職員給与費を6万1,000円、一般管理費14万7,000円を増額補正するものでございます。 続きまして、63ページをお願いいたします。 これは神代診療所施設勘定でございます。 歳入の4款1項1目繰越金につきましては、前年度繰越金の確定に伴いまして62万9,000円を減額補正するものでございます。 歳出では、1款1項1目一般管理費の職員給与費67万3,000円、一般管理費15万2,000円の増額補正が主な内容でございます。 続きまして、2款1項1目医業費につきましては、医業費89万1,000円、医療機器整備費の購入差額59万4,000円をそれぞれ減額補正するものでございます。 以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第125号 平成26年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、加藤福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(加藤隆政君) それでは、議案第125号 平成26年度仙北市介護保険特別会計補正予算について、御説明を申し上げます。 補正予算書の71ページをお開きください。 平成26年度仙北市の介護保険特別会計補正予算は、次に定めるところによりますが、今回の補正は歳出予算の補正のみでありまして、予算総額に変更はございません。 内容につきましては、事項別明細書により御説明申し上げます。 74ページをお開き願います。 1款1項1目一般管理費、説明欄、職員給与費518万3,000円の減額でございますが、これは人件費の調整分でございます。 同じく説明欄、一般管理費113万9,000円でございますが、これは修繕料といたしまして真空式温水器、ボイラーでございますが、等の修繕分の追加、それから、役務費のうち手数料といたしまして、来年度、介護保険法が改正になるということで、それへの対応ということでソフトウエアの改修費の追加でございます。 次に、2款2項1目施設サービス事業費でございます。説明欄、利用者サービス事業費、老健にしき園17万1,000円でございます。これは歩行訓練車、シルバーカーの購入費でございます。 次に、4款1項1目一般会計繰出金95万円の減額でございます。これは木質バイオエネルギー施設からの熱供給が停止したこと等に伴うものでございます。 次に、5款1項1目予備費でございます。これは1款、2款、4款の調整分を予備費に計上するものであります。 以上、議案第125号の説明を終わります。よろしく御審議いただきますよう、お願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第126号 平成26年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第2号)について、藤村総務部長。 ◎総務部長(藤村好正君) 同じく補正予算書の81ページをごらんいただきたいと思います。 議案第126号 平成26年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものです。 第1条歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ59万2,000円を減額しまして、歳入歳出予算の総額を8,044万9,000円とするものでございます。 次に、内容について、事項別明細書により御説明いたします。 84ページをお開きください。 歳入でございます。 1款1項2目利子及び配当金の説明欄、生保内財産区地域振興基金利子9,000円の追加は、利子額の確定によるものでございます。 次に、2項1目不動産売払収入の説明欄、立木売払収入129万6,000円の追加は、新農会分収林の立木売り払いによるものでございます。 3款諸収入、説明欄の森林総合研究所受託造林事業保育費収入189万7,000円の減額は、事業の確定によるものでございます。 次に、歳出の説明をいたします。 85ページでございます。 2款1目一般管理費の説明欄、職員給与費7万7,000円の追加は、人件費の見込みによる補正でございます。 同じく説明欄、一般総務費の1万7,000円の追加は、車両燃料費の補正でございます。 3款2項1目の説明欄でございます。森林総合研究所造林保育費199万2,000円の減額は、歳入のところでも説明しましたように、事業の精算見込みによる減額でございます。 4款諸支出金の説明欄、分収林交付金103万7,000円の追加は、歳入でありました売払収入の分収分でございまして、新農会に交付するものでございます。 同じく4款の説明欄、生保内財産区地域振興基金積立金の9,000円は、利子額の確定による積み立てでございます。 5款予備費は、財源調整のための補正でございます。 以上で、提案理由の説明を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 2時10分まで暫時休憩いたします。                              (午後1時59分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後2時10分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 議案第127号 平成26年度仙北市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について、高橋真企業局長。 ◎企業局長(高橋真君) 特別会計補正予算綴りの93ページをごらんいただきたいと思います。 議案第127号の平成26年度仙北市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)の提案理由を御説明いたします。 歳入歳出予算の補正でございます。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ13万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を7億8,523万7,000円とするものでございます。 96ページ、事項別明細書をごらんいただきたいと思います。 初めに、歳入でございます。 4款1項1目繰越金でございますが、前年度繰越金13万7,000円を追加するものでございます。 次に、歳出でございます。 1款1項1目一般管理費は、人事異動や給与改定に伴う人件費の組み替えを行うものでございます。 2目の簡易水道施設管理費は、電気料金高騰に伴いまして13万7,000円の追加をお願いするものでございます。 以上で、提案理由の説明を終わります。御審議よろしくお願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第128号 平成26年度仙北市病院事業会計補正予算(第2号)について、伊藤医療局長。 ◎医療局長(伊藤寛君) 議案第128号 平成26年度仙北市病院事業会計補正予算(第2号)について、御説明申し上げます。 別冊になっております補正予算書をごらんいただきたいと思います。 補正予算書の1ページでございます。 第1条でございます。平成26年度仙北市病院事業会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございます。 第2条継続費の総額及び年割額を次のとおり補正するものでございます。 継続費は市立角館総合病院建築事業費ですが、建築工事の入札につきましては9月の入札参加業者の辞退により入札会を中止し、その後、今回の入札会が不調となった原因について精査してきたところでございますが、実施設計終了時の見込みを大幅に上回る労務費及び材料費等の高騰に伴いまして、工事見積額が上昇していることが原因でありました。 工事費につきましては、さらに工事仕様内容等の見直しを進めてまいりましたが、地域の中核病院及び災害拠点病院としての機能を維持するためには、工事費の増額と事業期間の見直しが避けられない状況となりまして、今回補正をお願いするものでございます。 工事費で12億2,600万円を増額し、総額を76億7,324万3,000円として、事業期間を1年延長し、平成28年度までとし、各年度割りを記載のとおり補正するものでございます。 以上で、提案理由の説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第129号 平成26年度仙北市温泉事業会計補正予算(第2号)について、高橋真企業局長。 ◎企業局長(高橋真君) 別冊になっております温泉事業会計の補正予算書をごらんいただきたいと思います。 議案第129号 平成26年度仙北市温泉事業会計補正予算(第2号)、これの提案理由を御説明いたします。 第2条の部分になります。収益的収入及び支出でございます。 1款1項営業収益、これに194万3,000円を追加いたしまして、総額で3,543万2,000円とするものでございます。 続いて、費用のほうでございます。1款1項営業費用の部分でございます。194万3,000円を追加し、3,462万3,000円とするものでございます。 議会の議決を経なければ流用することのできない経費、3条でございますが、これは職員給与費725万8,000円を725万3,000円に改めるものでございます。 次のページの実施計画をごらんいただきたいと思います。2ページになります。 まず、収入です。1款1項1目温泉収益でございますが、これは194万3,000円を追加するものでございますが、水沢温泉郷のホテルの譲渡に伴う特別供給料金9口分194万4,000円を補正するものでございます。 次に、支出ですけれども、1款1項1目施設経費ですが、194万3,000円を追加するものでございます。これは給与改定に伴う人件費の補正、それからボイラー加温用の燃料代並びに塚本総業との分湯契約に基づきまして上記特別供給料の2分の1の温泉使用料を補正するものでございます。これは平成23年12月に債務負担行為予算の承認をいただいているものでございます。 以上で、提案理由の説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第130号 土地の取得の一部を変更することについて、佐藤観光商工部長。 ◎観光商工部長(佐藤強君) 議案書の22ページをお開き願いたいと思います。 議案第130号 土地の取得の一部を変更することについて。 平成26年第3回仙北市議会定例会で議決いただきました議案第75号 土地の取得についての一部を下記のとおり変更するため、仙北市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 一つ、土地の所有地、地目、数量中、所在地「仙北市田沢湖生保内字黒沢119番3 外22筆」を「仙北市田沢湖生保内字黒沢119番3 外26筆」とする。面積「25,048.01平方メートル」を「28,938.01平方メートル」とするものでございます。 3、取得金額中「77,648,831円」を「89,707,831円」とするものでございます。 次のページをお開きいただきたいと思います。 変更理由の説明でございます。 こちらにつきましては、用地の追加取得は、工場配置図案と現地実測で確認したところ、地域環境や施設増設、気候条件を考慮したもので、当初計画になかった工場から出る残渣を乾燥、粉砕し、肥料や飼料とする産業廃棄物の残渣再利用処理施設や重油にかわってLNG液化天然ガスを使用するためのサテライト施設の追加、また、工場の製造ラインを3から5ラインにふやしたことにより、工場建設面積の増大の計画変更が会社側から示されました。それに職員約80名分の駐車場と冬期間の雪置き場を考慮し、協議・検討した結果、現在の造成予定面積2万5,048.01平方メートルでは足りないとの認識に至り、用地3,890平方メートルを追加取得したいということで追加取得するものでございます。 2の追加する土地の所在、地目、数量については、記載のとおりでありますが、合計いたしまして取得面積が実測面積で3,890平方メートル、登記面積が同じく3,890平方メートルでございます。 よろしく御審議賜りますよう、お願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第131号 仙北市過疎地域自立促進計画の変更についてから議案第133号 公の施設の指定管理者の指定について、藤村総務部長。 ◎総務部長(藤村好正君) それでは、議案綴りの24ページをお開きください。 議案第131号 仙北市過疎地域自立促進計画の変更について、過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項において準用する同条第1項の規定に基づき議会の議決をお願いするものでございます。 内容につきまして、26ページをお開きください。 計画変更の内容でございます。 大曲仙北広域市町村圏組合が運営しております中央斎場の老朽化に伴う整備事業費負担金を今回の過疎地域自立促進計画に盛り込むものでございます。 次に、28ページでございます。 議案第132号 公の施設の指定管理の指定について。 仙北市公の施設に係る指定管理の指定の手続等に関する条例第6条の規定により、次の団体を仙北市民バス、中川線及び下延八割線の指定管理者として指定するものでございます。 この議案は、通称スマイルバスの指定管理者を指定するものでございまして、指定管理者となる団体は、これまで指定管理者でございました株式会社西宮家でございます。指定の期間は、平成27年4月1日から平成30年3月31日までの3年間でございます。 次に、29ページ、議案第133号の提案でございます。 議案第133号 公の施設の指定管理の指定について。 仙北市公の施設に係る指定管理の指定の手続等に関する条例第6条の規定により、次の者を仙北市民バス、向生保内線の指定管理者と指定するものでございます。 この議案は、通称たっこちゃんバスの指定管理者を指定するものでございまして、指定管理者となる団体は、本社が埼玉県鴻巣市にございますロイヤル交通株式会社でございます。指定の期間は、平成27年4月1日から平成30年3月31日までの3年間でございます。 以上で、議案第131号から議案第133号までの提案理由の説明を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第134号 公の施設の指定管理者の指定について、加藤福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(加藤隆政君) 議案綴りの30ページをお開きください。 議案第134号 公の施設の指定管理者の指定について、御説明いたします。 仙北市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第6条の規定によりまして、次の団体を仙北市田沢湖デイサービスセンターの指定管理者として指定するものであります。 地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 指定管理者となる団体の所在地及び名称は、仙北市角館町小勝田間野54番地5、社会福祉法人仙北市社会福祉協議会会長佐藤清雄でございます。 指定の期間は、平成27年7月1日から平成32年6月30日までの5年間であります。 今回、公募にあたりましては、参加資格要件を満たした同協議会1団体につきまして、指定管理候補者選定委員会にお諮りし、候補者として選定されたものであります。 なお、同団体は現在も仙北市田沢湖デイサービスセンターの指定管理者であります。 以上、よろしく御審議いただきますよう、お願いいたします。
    ○議長(青柳宗五郎君) 以上で、議案第119号から議案第134号までの各案の提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第135号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第31、議案第135号 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 議案綴りの31ページをお開きください。 議案第135号 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてであります。 次の者を仙北市教育委員会教育委員に任命をしたいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の皆様から同意をいただきたいというものであります。 任命したい委員の住所、氏名、生年月日、任期でありますが、住所は仙北市角館町上菅沢164番地2、氏名は河原田修さんであります。生年月日は、昭和34年12月19日生まれの現在54歳であります。任期としては、平成26年12月5日から平成30年12月4日までであります。 現在も河原田委員は教育委員として在職をされ、歯科医師という立場で小学校、中学校、子供たちの虫歯の罹患率を低くするという活動に大変熱心に取り組んでいただいております。 また、仙北市の教育委員会での会議はもちろんでありますけれども、大曲仙北、また、秋田県で開催されているさまざまな研修会におきましても積極的に発言をされ、また、教育現場の向上に向けて子供を持つ親としての立場からの発言も大変すばらしいものがありまして、ぜひ再任いただきたいという思いで皆様方に同意を求めるものであります。 32ページのほうに河原田修さんの御経歴など添付しております。どうかよろしくお願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) これより質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 お諮りをいたします。ただいま議題となっております議案第135号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略し、討論を打ち切りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。よって、議案第135号は委員会への付託を省略し、討論を打ち切ることに決定いたしました。 日程第31、議案第135号 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。採決は起立によって行います。本案は原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。--------------------------------------- △仙北市農業委員会委員の推薦について ○議長(青柳宗五郎君) 日程第32、仙北市農業委員会委員の推薦についてを議題といたします。 平成26年12月19日をもって任期満了となる農業委員会委員の推薦を行うものであります。 お諮りをいたします。農業委員会等に関する法律第12条第1項第2号の規定により、議会推薦の仙北市農業委員会委員は、4人といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。よって、議会推薦の仙北市農業委員は、委員4人とすることに決定いたしました。 推薦の方法についてお諮りをいたします。推薦の方法は、指名推薦としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。よって、推選の方法は指名推薦にすることに決定いたしました。 なお、指名推薦は、議長において推薦することにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。よって、指名推薦は議長において行うことに決定いたしました。 暫時休憩をいたします。                              (午後2時34分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後2時35分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 議会推薦の農業委員会委員に、佐藤善栄さん、山本實さん、齋藤瑠璃子さん、平岡裕子さんの以上の方々を指名いたします。 これより、農業委員会委員の議会推薦の決定を行います。 初めに、佐藤善栄さんを推薦することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。よって、佐藤善栄さんを推薦することに決定いたしました。 次に、山本實さんを推薦することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 異議なしと認めます。よって、山本實さんを推薦することに決定いたしました。 次に、齋藤瑠璃子さんを推薦することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。よって、齋藤瑠璃子さんを推薦することに決定いたしました。 次に、平岡裕子さんについてであります。 平岡裕子さん、退場しております。 平岡裕子さんを推薦することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。よって、平岡裕子さんを推薦することに決定をいたしました。 平岡さん、どうぞ入ってください。          (平岡裕子議員 入場)--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) 以上をもちまして、本日の日程は全部終了をいたしました。 本日は、これをもって散会をいたします。御苦労さまです。                              (午後2時37分)...